うろたえた方が負け!! どっしりと構えているべき。

2013/11/28政治・経済, 日本再建委員会

中国による防空識別エリア設定によって、尖閣諸島問題は急速にきな臭さが漂い始めています。
自衛隊及び在日米軍は戦力を南の方にシフトし始めました。米軍は本日早速、当該エリアをB52で突っ切って中国を挑発したそうですね。
中国軍は中国軍で、大規模なミサイル発射訓練を始めるそうです。また、くだんのお笑い空母遼遠を同海域近辺へ派遣するのだとか。
 
すわ開戦か、とネット上でも騒ぎになっています。
うろたえるな、と言いたいですな。

そもそも現代において、国と国とが真正面から戦争を行うというのは極めてハードルが高いのです。立派な大義名分がない限り、或いは相手方が先制攻撃を仕掛けてでもこない限り、手を出せないのが現実です。国際社会から袋叩きに会います。勿論国内だって黙っていません。
 
ましてや中国は、現在のところ戦争などおっ始められるような状況にありません。
内政はゴタつき、軍の掌握もあやふや。周辺諸国とは紛争を起こしまくっています。この状況で日本のみならずアメリカさんまで敵に回すなど、とんでもない話です。
つまり、本気で何かしようという意思ではない、と推測します。所詮内向きのプロパガンダに過ぎないでしょう。
 
外交は、時として決死のハッタリを要します。拳を大きく振り上げ、今にも殴りかからんばかりの態度を見せつつ、何とか相手の譲歩を引き出そうというものです。冷静に拳ではなく足元を見ると、ガタガタ震えてたりします(笑) 今の中国が、まさにそれでしょう。
一方で日本政府は戦後70年、常にただただ苦笑い薄ら笑いを浮かべつつ、ジリジリと後ずさりするのみでした。一人前の独立国家であれば本来、特アのようなならず者国家に対して時にハッタリも必要だったのです。
まあ過去はともかく、今回こそは中国に負けず、毅然とハッタリを効かせてもらいたいものです(^^;
 
で、もし衝突が起きたとすればどうなるのか。
大丈夫です。基本的に、本格的な開戦に至る可能性は、ほとんどありません。まず当該エリアでの局地的紛争で終わるでしょう。中国の態度はハッタリだと思われるので。
国際法に則って粛々と領空侵犯機、領海侵犯船を排除するだけです。
当該空域は住民ゼロなので、悪しき事態に至ったとしても日本側の人的被害はほぼゼロと思われます。というわけで日本人は落ち着き払って、中国のハッタリが崩れ落ちるのを見物していれば良いのです。
 
常日頃は率先して世界平和を希求する。しかしここぞという時は毅然として一歩も引かない。
これこそが日本人の誇る「武士道」だったはずです。みなさんも落ち着いて、どっしり構えていましょう。うろたえた方が負けですよ。

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