なんかヘンだよ日本の平和主義 － 後編
結論。
簡単に「平和主義」という言葉で片付けますが、「平和主義」イコール「不戦」ではありません。残念ながら、これは受け入れざるを得ない事実です。
自衛という「戦争」も存在します。自国の平和を守るべく戦う。これこそが本来の戦争です。そしてまた、本来の平和主義です。
単純に戦争をタブー視し、一切の戦争を否定するだけの平和主義というのは、本質的におかしいのです。これは歴史を見れば明らかです。
そんな小学生レベルの解説を試みること自体、なんだかなぁ、と感じます(^^;
しかし意外にも、そこを解かっていない大人が多すぎる。国会議員ですら、そこを解っていない。理解していても、そこを丁寧に説明し議論を積み重ね、真っ当なコンセンサスを築き上げることができない。
こうして戦後70年、日本人の意識の成長が止まっていると幸田は感じます。
