旧約聖書「創世記」が面白過ぎて草生えまくる

2017/05/06

常々、
「聖書を読んでみらにゃいかん・・・・」
と感じておりまして、ちょこちょこと読み進めています。
まずは旧約聖書の「創世記」から、と思ったのですが・・・・。
それだけでも凄い文章量になりますね。こりゃ大変ですわ(^^;
 
いざ読んでみると、ツッコミどころ満載(笑)
まず、何より「主なる神」が、何かおかしい(^^;

アダムとイブ in エデンの園、のくだり。
主なる神は敢えて、「善悪を知る木」をエデンの園に植え、
「こいつの実は、食ったらあかんで~」
と2人に言うわけですよ。
これはもう、食えと言ってるのと同じではないですか(笑) お笑い芸人がよくやる、アレですわ。
 
いや、ワナですか。
案の定、ヘビにそそのかされた2人は「善悪を知る木」の実を食べてしまいます。そりゃそうですよね。
それに対し、主なる神がヘビに与えた罰が酷い。いわゆる愛が全く感じられない、慈悲のカケラもない宿命を負わせるのです。
 
アダムとイブの2人に対しても、似たようなものです。
自分でワナを仕掛けておいて、2人がそれに引っかかったら、早速罰する。
そもそも人間が、神同様に善悪を知るのがマズいそうです(笑) 何それ!?(苦笑)
 
2人をエデンの園から追い出したのも、
「神同様に善悪を知ることとなった人間が、命の木の実を食って永久の寿命を得てしまっては不都合だから」
だそうですよ。なんというご都合主義・・・・(^^;
 
その後2人は、兄弟2人をもうけます。
兄弟は主なる神に捧げ物をするんですが、そこで主なる神は、気まぐれに弟アベルを贔屓する。兄カインは弟に嫉妬し、彼を殺してしまう。そんなカインを主なる神は追放します。
またもや不幸の発端は、主なる神自身(笑) 神様、やりたい放題じゃないですか。
 
そして、ネフィリム(巨人)登場。
ネフィリムって、神の子達と人間の娘の交配種だそうです。
 
あれ? 聖書って一神教じゃなかったの!?(驚)
それとも神の子はもはや神ではない、ということ? いや、そもそも「主なる神」ってのが、(神々のうち)メインの神様の意?
勉強不足のため理解不能。・・・・
 
それからいよいよ、「ノアの方舟」エピソードの登場です。
ここで主なる神が、己れのミスを認めます。
「人間はすべてその心に思いはかる(悪さを企む)。それを作った私のミス」
と。
で、大洪水を起こして地上の人間と生き物を全滅させようと企むんです(爆) いわゆるリセットポン、です。
ダメでしょ!?(^^;
凶悪犯罪者が尻尾巻いて逃げ出すレベルの、大犯罪ですがな。
 
・・・・というわけで、洪水後のくだり付近まで読みました。
いやもう、何と言いますか、主なる神はヘマも多いし、やりたい放題じゃないですか(^^;(^^;
 
これ、聖典と言えるんでしょうか。
単なる「神話」と捉えるべきではないでしょうか。
ここから何を学ぶべきなんですか?
経典として捉えると、古神道の教えだとか各種の仏経典の哲学には全く及ばないのでは?
 
中世イエズス会の、ザビエルの話を思い出します。
ザビエルは日本で布教活動を行い、ズタボロになって帰ったそうです。
「日本人は知的水準も文化水準も高い。布教活動は他国よりもずっと難航した」
と、精魂尽き果ててしまったんだとか。
「よほど経験豊富で強い意思を持った宣教師を派遣しないと・・・・」
と本国へ報告しています。
 
素朴な日本人達に「ありがたい聖書の教えを授け」ようとして、さんざんツッコミが入り苦労したそうです(笑)
「その神様が万物を創造したっちゅーのなら、なして悪しきモノまで創造したんでっか? 偉い神様だったら、ハナっから良きモノだけ創造したらえーんとちゃいます?」
だとか。
 
「伴天連の教えを学ばん人間は、地獄に落とされるんですか。ちゅーことは(伴天連の教えを知らない)オラのご先祖様達は全員、ずっと地獄で苦しんでるわけですか。神様、そりゃ無慈悲過ぎるわ~(涙目)」
だとか。・・・・
 
いやホント、昔の日本人の気持ちがよく解ります。
フツーの日本人には、あちらの教えを理解するのは難しいと思います(^^;
 
近現代の社会思想家なら、むしろ主なる神を反面教師としそうですよね。
例えばユダヤ人マルクスは、この旧約聖書「創世記」についてどう語っているのでしょうか。非常に興味が湧きます。
 
まだ、ほんの冒頭にちょろっと目を通しただけに過ぎないので、多くを語る資格はありませんが、こういう不可思議な聖典を押し戴く宗教が、なぜ何千年も存続し世界中に広まったのか。そこにも興味をおぼえます。