明治維新以前の日本は「連邦国家」だった - 古代日本に「王」なんぞおらん

歴史ってすっげ~面白い

戦後の歴史解説書や歴史教科書に、そう解説されているでしょうか。
書かれていませんよね。
 
日本が連邦国家だったからこそ、天皇は「帝(みかど)」と呼ばれたわけですね。
言い換えれば、「王」と呼ばれる筈がない。連邦国家の元首を「王」とは呼びませんから。
 
皆さん、この事実に全く気付いていないと思います。
 
 
 

版籍奉還/廃藩置県を機に……

勘の良い方は、既にお気付きかもしれません。
 
明治2年に版籍奉還がなされ、かつその2年後に廃藩置県がなされました。
学校では単に、
「諸大名が、自らの領地と領民を天皇に返還し藩が廃止され、新たに都道府県が置かれた」
と教わります。
 
実はもっと大きな歴史的政治的意義があります。
日本はこの時、漸く連邦国家ではなくなったのです。新たに単一の国家と生まれ変わったのです。
 
 
 

マルクス主義史観の入り込む余地はない

戦後の歴史教育は、こんな大事なことを教えないのです。
 
版籍奉還、廃藩置県という用語だけを教えます。
それから天皇を、あたかも王であるかのようにイメージ付け、ディスります。
何度も繰り返しますが、日本には元々「王=king」は存在しないのです。勿論天皇は、帝ではあっても西洋や支那のような「皇帝」とは本質的に別モノです。
 
そこにマルクス主義史観の入り込む余地はありません。
そっち系のアホ学者は、全員直ちに辞表を提出し、田舎にでも引っ込んで下さい。貴方がたが、戦後の歴史教育を狂わせた元凶ですので。
 
天皇譲位をひとつの契機として、天皇と共に歩んできた日本という国家について、もっと真っ当な理解を深めて欲しいものです。

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