お金とは何ぞや!?

2013/01/29幸田流!! 「らでぃかる起業論」

目からウロコ「お金の成り立ち」

こういった、お金の不思議を理解するためには、その成り立ちを考える必要があるかもしれません。
今でこそお金といえば、誰もが「商品やサービスと交換するためのモノ、交換手段」と答えるでしょう。BizPlant 尾津是成氏もそう述べてますから、間違いないはずです(笑)
 
ところがそもそもは、お金というのは「信用保証書」でした。
 
昔の買い物(取引)は、金(キン)を用いていました。
しかしまあ、いちいちキンなんかやりとりしていたら、面倒臭くてしょうがいないですよね。毎回量を図ったり、保管が厄介だったり。・・・・
まず真っ先に、金庫番が音を上げました。いちいちみんなの求めに応じてキンの出し入れをするのが面倒だ、と。
 
そこで金庫番は、信用保証書を発行することにしました。「毎回出し入れするのがメンドウだから、この保証書だけでやりとりしてよ」と。
「その代わり、本当にキンそのものが必要な時には、この保証書を持ってきた人に対していつでもキンを渡すから」
と宣言したわけです。
これが次第に一般ルールと化し、現在に至ります。保証書が、通貨になりました
 
 

お金 = 信用

この、お金の成り立ちから1つ、極めて重要なことがわかります。
お金とは単なる、「商品やサービスと交換するためのモノ、交換手段」ではないのです。交換手段とは別に、
信用保証書 = 信用、信頼
という側面があるのです。
 
なるほど、言われてみればそうだ・・・・と感じませんか?
例えば、今アナタはある会社に勤めていて、年収が500万円だとします。
この500万円という数字をよくよく考えると、
「会社がアナタのスキルや働きぶりを、どれだけ信用、信頼しているか」
ということですよね。
そうして会社が、アナタの信用、信頼を見積もった結果、
「アナタは(お金であらわすと)500万円分の働きを会社にもたらしてくれるに違いない」
と信用、信頼しているわけです。
アナタの信用や信頼が、そのままお金に変わるのです。
 
そういえば上司が、
「オレの年収は1,000万円だ」
と自慢しています。その自慢の根拠を分析すると、
「オレのスキルや働きぶりに、会社は1,000万円という信用を与えてくれている。オレの信用度、信頼度は会社や世間から高く評価されているんだ!! どうだまいったか(笑)」
ということです。

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