食糧危機、そして戦争……。阿鼻叫喚地獄が待っている!!

著作関連, 政治・経済

 
 
安倍政権、日本政府の対応を見ていると、本当に場当たり的な対応しか出来ていませんね。酷いもんです。
 
為政者ってのは本来、
「この先どういう事が起きるか。どういった社会状況がおとずれるか」
……を先読みし、先手先手を打つべきなんです。
 
ですが現状、それが全く出来ていない。今の状況を眺めつつ慌てて対応策を考えるから、全てが後手後手になる。
そりゃ新型コロナの感染が拡大し続ける筈です。この先どのような社会状況となるか、幸田に言わせれば火を見るより明らかですわ(涙目)

これもまた、民主主義という名の衆愚政治の、末路でしょうね。
自由主義社会という名の、放任主義やりたい放題社会の成れの果て……です。
 
この先何が起きるか。――
日本社会は崩壊しますよ。
 
いや当然でしょ。
このままの、ほぼ無策状態が続けば、ウィルスの感染拡大は止められません。……というより既に手遅れです。
 
医療関係者がまともに感染防止対応をしていても、感染を防げず、あちこちで院内感染が発生しているような状況なのです。新型コロナウィルスは空気感染の可能性が取り沙汰されている程、厄介なウィルスですから。
ましてや我々一般人に、まともな感染防止策などとれない……と思うべきでしょう。
 
で、社会において感染が際限なく拡大します。そのうちの、ざっと1割弱が重症化します。人工呼吸器や人工心肺を必要とします。
ですが、その数には限りがあります。いやいや、機材どころか病床すら不足します。救急搬送から現場の医療体制から何から、マンパワーが不足します。たちまち医療崩壊です。
 
つまり(2020年)1月下旬の時点で、中国で起きている状況をきちんと把握し、今後日本で何が起きるかを予測した上で、直ちに然るべき手を打つべきだったんです。
ちなみにお隣の台湾は、それをちゃんとやっていました。
 
安倍政権は、日本政府は、逆に言えばそれが全くダメだった。全てが後手後手で、取り返しのつかないところに来ています。
当然、今後どうなるかは明々白々です。死ななくて済んだ筈の人まで次々と亡くなり、阿鼻叫喚地獄に陥ると思いますよ。
実際、欧米先進諸国がそういう状況に陥りつつありますから。まさに、明日は我が身……です。
 
さらに言えば、次に起きるのは流通の崩壊と食糧不足でしょう。
運の悪いことに、他国ではバッタの大発生による農産物の大災害も発生しています。
諸外国は既に、食糧を中心とする輸出禁止政策に着手しています。ですからWTOも警告を発しているように、食糧危機の懸念が極めて高まっているのです。
 
では、この日本はどうなるでしょうか。そりゃもう、言うまでもないですよね。
 
というわけで、食糧が不足すると、そこに何が待っているのか。――
これまた歴史の法則です。戦争が発生します。
 
いやいやいや。これは誇張でも脅しでも何でもありませんよ。お隣の大国は、既にやる気満々です。
北西の大国も、この機に乗じてエネルギー戦争を仕掛け始めました。NYダウ(とそれに連動して日経)が暴落したのは、半分は新型コロナウィルスのせいですけれど、半分はエネルギー戦争を予測しての事です。米国のシェールガス業界が、価格戦争に破れ崩壊の危機に瀕しているからです。
 
さほど遠くないうちに、リスク債権市場が火を吹き、世界金融が大混乱に陥ると予測されます。世界中大混乱、そして戦争……です。
 
我が国の行く末に話を戻すと、新型コロナ阿鼻叫喚地獄に加え、食糧危機が到来します。
当然ですよね。食料需給の多くを輸入に頼る方針を、何十年も続けてきたのですから。
今やマスクをはじめ、日用品の多くまで、ことごとく輸入に頼っています。先行してそれらが止まった結果、今、何が起きていますか!? 早くも深刻な物不足が発生していますよね。医療物資まで不足し始めていると聞きます。
ならば、食料は尚更の事でしょう。
 
これが民主主義という名の衆愚政治の、結末ですよ。それにグローバリズムというイカサマが、さらに拍車をかけました。
 
戦後日本は国民全てが呆けてしまい、為政者もレベルダウンしました。
例えば国家安全保障なんて重要な戦略を、全くもって放棄してしまいました。
政府与党は食糧にしろ何にしろ、国家生命の根幹に関わる重大な戦略を、全て経済自由主義という名の放任主義にて事実上野放しにした。野党も国家安全保障を日米安保問題に矮小化し、真に重要な課題を放置し続けた。
 
それらのありとあらゆる失策のツケが、全て今、押し寄せています。
 
安倍首相は先日、
「(マスクを各家庭に2枚ずつ配布する事が)今、政府に出来る精一杯の手だ」
と言いました。
これぞまさに、我が国の凋落の現状を象徴していると思いませんか!? 長く栄えある歴史を持つ日本は、もはや風前の灯なのです。
 
私達日本人は、この痛みを受け入れざるを得ないでしょう。残念ながら避けようがないと想像しています。
その上でその先、これを教訓して如何なる社会を目指すべきでしょうか。
それを直ちに勉強し、みんなで模索すべきです。
 
幸田はそのための本を、書いています。
実は我が国の歴史こそが、処方箋なのです。我が国の、長く栄えある歴史に育まれた社会思想は、極めて高度で、多くの示唆に富むのです。
戦後日本はどこがマズくて、どこを改めるべきなのか。我が国の歴史が、社会思想が、全てを語ってくれます。それを皆さんに知って頂きたいのです。
 
誰でも理解し易いよう、そして気軽に読めるよう、なるべく平易な表現を心がけて書いています。少しでも多くの方々にお読み頂きたい、と願っています。
 
 

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