Google翻訳が胡散臭いことをやっている

2013/01/23雑談

Google翻訳がおかしい、と一部で話題になっています。
 
【Google翻訳】
http://translate.google.co.jp/
 
ちょろっと検証してみましたが、噂どおりですね。
ごく簡単な、SVOの構文を見事に誤訳します。

    「中国は日本を侵略した」 → 「Japan invaded China」
 
日本は中国を侵略した、という誤訳になります。あろうことか、主語と目的語が逆転します。
主語を「韓国」や「米国」に変更しても、同様です。常に日本が侵略者にされてしまいます(^^;
 
もの凄く簡単な構文です。小学生でも、「侵略した = invaded」のみ教えたら訳せます(笑)
こんなミスが自然に起こり得るのでしょうか。
 
試しに動詞を、別の言葉に置き換えます。例えば「支援した」とか「支持した」とか。
案の定、正しく翻訳されます。天下のGoogle翻訳が、主語と目的語が逆転するなんて初歩的なミスをやらかすことはありません。
判明しているだけで「侵略する/侵略した」のみ、例外的に誤訳します。
 
これは、幸田のようなエンジニア人種に言わせると、
「動詞が“侵略”、目的語が“日本”の場合のみ、主語と目的語を逆転させる」
という「例外処理」を、通常の処理の中にわざわざ挿入している、としか考えられません。
 
コンピューターは一律同じ処理を、間違うことなく繰り返します。SVCという構文はこのように訳せ、とプログラムを書いたら、必ずプログラムされたルール通りに翻訳します。
なにかちょっとでもルールと異なることをやらせたければ、そのためにわざわざ例外処理を挿入する必要があります。
 
つまり、誰か Google 社内の人間が意図的に、
「このような誤訳をするよう、翻訳プログラムにわざわざ例外処理を挿入した」
と言わざるを得ないのです。
 
一体、どういう意図でしょうね。
「英語圏の人が日本人のサイトを読む行為、日本人の主張を理解しようとする行為を妨害」
ということでしょうか。許しがたい悪意を感じます。

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雑談

Posted by 幸田 蒼之助