「景気」で経済を語る、政治家や官僚の「欺瞞」

2013/01/23

政治家も官僚も、経済問題を「景気」で捉えて思考し、説きます。
 
おかしな話です。
景気の「気」は「気配の気」です。
既に20年以上続く、日本の経済的低迷は、ネガティブだとかポジティブだとかいった「気配」、すなわち景気の問題ではないのです。

「今は経済的に苦しいけれど、景気は波があるから、いずれ上向きになる」
といったレベルの話では、断じてありません。
景気などという上っ面のレベルではなく、ずっと根っこの問題です。経済構造が根本的にダメなのです。
 
幸田はバブル崩壊頃から一貫して、
「景気レベルの話ではない。日本経済の構造的な問題に起因する、経済状況悪化だ」
と主張してきました。根っこの問題だと主張し続けてきました。
 
苦しい時代が5年続き10年続き、学者先生方やアナリストも次第にそう指摘し始めます。
そしてそういう認識が、一般市民にも浸透し始めます。
 
そんな時期を経て、もうかなりの年月が経つはずですけれど、前述の通り政治家や官僚はいまだに「景気云々」と大威張りで語っているわけです。
これは一体どういうことなのか。
 
解っていないのでしょうか。
いえいえそうではないですよね。充分解った上で「何かを覆い隠そうとしている」わけです。
 
いずれにせよ、政治家や官僚任せで放置すればする程、私達一般市民がますます不利益を被ります。
幸や富が減少します。