地震被害報道に見る「新聞やテレビの時代の終焉」

2013/01/23原発・放射能問題

特に、身内の安否情報を切望している人たちにとっては、地域毎に整理した活字情報をアップで表示する方が、断然役に立つと思います。
一般の視聴者にとっても、長々と映像に釘付けになっている割には、薄い情報しか入ってこないんですよね。
 
地方局もダメです。
宮崎にも津波が迫っているというのに、テレビでは何も伝えないんです。
Twitterでは、
「大淀川河口の水が引いて、川底が見えてる」
なんて、動画までアップされているんですよ。
「日向に津波の第一波が来た!」
とか。
地方局で「宮崎港に津波第一波到来」の速報が流れたのは、それから随分後の話でした。
 
さんざんネットを利用し、南国に住んでいながら、東北や関東の情報を即時、かつ詳細に知ることができました。
高度情報化社会、恐るべし、です。
 
一方で新聞やテレビの時代の終焉を、痛感させられました。
情報技術だとかメディア論的な話ではなく、単に、
「読者や視聴者がどんなニーズを持っていて、それをどう満たすか。情報という商品の価値をどう高めていくか」
という、ビジネスの話かもしれませんが。

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