大きな一歩を踏み出したがゴールは遠い 「浜岡停止要請」

2013/01/23原発・放射能問題

「地震のリスクが違う」=浜岡原発停止要請―細野補佐官
時事通信 2011年5月7日(土)9時9分
 
 細野豪志首相補佐官は7日午前のTBS番組で、菅直人首相が中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止を要請したことについて「地震のリスクが(他の原発と)違う」と述べ、大規模な東海地震が発生した場合を考慮したことを強調した。また、「原発政策全般についてはいろいろな議論がこれから行われる。それとは分けた判断だ」と述べた。
 
 細野氏は浜岡原発に関し「30年以内に震度6以上の地震が発生する可能性は84%」と指摘。他の大半の原発がある地域は1%未満と説明した。首相の判断に関しては「4月の頭あたりから(内閣官房)参与を含め複数の方が、浜岡について調べた方がいいという意見だった。菅首相もかなり悩んだと思う」と語った。 

歴史的快挙だと思います。
早々にご退場頂きたい菅総理が、突然このタイミングで特大ホームランを打ってくれました。

浜岡原発は長年、本当に危険だと訴えられてきました。
立地条件もさることながら、耐震性にも大いに問題があるそうです。東海地震のように、直下型に等しい揺れには到底耐えられないのだとか。
 
しかしながら、問題は浜岡だけではないはずなんですよね。
細野補佐官の言うように、「他の大半の原発がある地域は1%未満」というのは、問題を浜岡のみに限定しようとする極めて悪しきリードです。
不思議なことに、どの原発もことごとく、活断層上もしくは活断層のすぐそばに建っているんです。1%未満のはずがない。

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