戦略の大切さ
そして２つ目。
やはり、
「国家レベルでの、経済の成長戦略がないこと」
ではないでしょうか。
つまり、「現在の国際情勢の中にあって、日本は何をやりどう稼ぐ」という「戦略」が全く見えません。マクロの視点でも、ミクロの視点でも。
政府がそれを示せないので、国民の側もどっちを向いて走ったらよいかわからず、ただただ困惑するのみです。
当然、景気は一向に回復しません。リーマンショックと一番無縁だったはずの日本が、一番大きなダメージを食らい、かつ立ち直りに一番時間がかかっています。これは経済成長戦略がないからではないか、と言われているようです。
今のところ、政府国債の消化は順調のようです。
しかし、成長戦略がない、経済成長が見込めない状態で、それがいつまでも続くとは思えません。借金依存体質は、いずれ行き詰まります。
日本経済の停滞、下降は当面続くと思います。
戦略の大切さというのは、政府国家も企業も同じですね。
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