自由主義経済は素晴らしい、グローバル化は推進すべき、という「刷り込み」

一昨日、こんな記事を書きました。
 
“「ITの高度化」こそがデフレの主たる原因ですよ~” 2013/07/09
http://offtime.sohnosuke.com/?p=9805
 
書いていて痛感するのは、
「自由主義経済が正しい、と子供の頃から刷り込まれてきたけど、そんなことはないよなあ・・・・」
ということ。
「IT」すなわち「情報技術」という要素が加わり経済社会がワンステージ進化してしまった結果、限界が見え問題点が顕わになっています。

また「グローバル化」という言葉も昨今、あたかも錦の御旗のごときイメージで語られていますが、これもまた問題だらけだと言えます。
 
それらを抽象的に捉えて理解するに、
「資本主義だとか自由主義経済だとか、あるいはグローバル化だとかいったものは、所詮巨大企業がより広い商業圏で商売しやすいよう、環境を整えるための方便
に過ぎません。
 
現代の資本主義経済、自由主義経済は、一握りの勝者と無数の敗者を生みます。
日本企業の平均持続年数は5年と言われますが、苦労して起業しても失敗率が極端に高く、また軌道に乗ったとしてもビジネスライフが短すぎます。
この一点だけを考えても、資本主義だとか自由主義経済を手放しに肯定するわけにはいかない、と幸田は思うのです。
 
「グローバル化」に関しても同様です。
TPP問題を見ればよく解りますが、多くの国々の伝統、慣習、多様性だとか特異性をことごとく無視し、全て強引にローラーで均して国際的なビジネスフィールドを構築する、という発想。これ正しいと思いますか?
 
そのいずれも、「最大多数の最大幸福」という民主主義の根幹たる思想に反しています。
 
しかしながら学校教育がそれらを、あたかも疑いようのない素晴らしいシステムだ、理念だ、と子供たちに刷り込みます。ですから多くの方々があまりにも無批判に受け入れ過ぎています。危険だと感じます。