2017/02/14魏志倭人伝の謎が解けた!!

その2より続きます。
 
 

伊都国は佐賀平野だ!!

そこで一旦、伊都国、奴国、不弥国比定地の定説を念頭から消し去りましょう。
で、改めて地図を眺めます。
魏志倭人伝の記述によれば、
「末廬国(長崎県唐津市付近)から東南に500里」
だそうです。通説に従うと「1里=約80m」らしいので、「500里=約40km」です。
 
するとどこに辿り着くでしょうか。何と佐賀市、小城市付近なのです。
あの有名な吉野ヶ里遺跡のある、佐賀平野。・・・・
なんとなく、納得出来ると思いませんか!?

2017/02/05魏志倭人伝の謎が解けた!!

その1より続きます。
 
 

奴国 ≠ なこく

しかし、「奴国」の読みが「なこく」でないとしたら、どうでしょうか。
実は漢朝にしろ魏朝にしろ、漢音なのです。ですから「なこく」と読む筈がない(!!) 正解はおそらく、「どこく」もしくは「とこく」なのです。
となると、「那」という地名との関連性が根拠を失います。
 
「まあ、でも金印が出土してるじゃないか」
とおっしゃる方も、いることでしょう。
しかし金印は持ち運び可能ですから、金印が出土したからと言ってそこが奴国であるとは言い切れないわけですよ。
誰かが盗み出して、こそっと埋めたのかもしれませんよね(笑)

2018/01/17魏志倭人伝の謎が解けた!!

わははは。
なんつーか、実は凄く簡単な話でした。
 
いざ解けてみると、全てが「納得」です。ややこしい数学の問題を解き、スッキリ感を味わいつつ、
「うん、これで絶対合ってるはず♪」
と自然に確信する時がありますよね。あんな感触を味わっています。
 
陳寿の著した「魏志倭人伝」の記述は、意外にもかなり正確でした。
地図を眺め、考古学情報を連想しつつ、キレイに(!?)腑に落ちます。
記者会見でも開いて発表したい気分です(笑)