当ブログの目指すものと、ブログ主について
ターニングポイントは「敗戦」
敗戦、そして復興……。
驚異の復興を遂げた、と評価されています。私達日本人自身もそう思っています。
いえいえ大ウソです(笑)
いやウソというのは言い過ぎかもしれませんが、驚異でも何でもありません。日本人の「民度」の高さや国民性などを考えれば、当然といえば当然なのです。
何よりの証拠に、同じような境遇、いや日本以上に過酷な境遇を辿ったドイツだって、立派に復興していますよね。そして今や堂々と、国際社会牽引の一翼を担っています。
イタリアも同様です。
日本にしろ、ドイツにしろイタリアにしろ、そもそも相当な地力があるわけです。それが国民一丸となって頑張ったわけですから、そりゃもう復興すべくして復興するわけです。
いきなり、水を浴びせるような論調で恐縮ですが、要するに幸田は何を言いたいかと申しますと、
「この数十年の日本というのは、復興したのではなくじわじわと侵食、破壊された」
というわけです。
侵食、破壊。・・・・
幸田の歴史観では、敗戦後の日本をそのように認識しています。
「幸と富を減少させるカラクリ」がある
幸田は何を根拠にそんなことを言うのか、と思われるかもしれません。
一番解り易いのは、
「日本はこれだけの経済成長を遂げ高い社会的水準を獲得しながら、幸福度が極めて低い」
という点ではないでしょうか。
数字上は先進国随一の豊かな国にもかかわらず、この「幸福だと感じている人」の少なさは、一体どういうことでしょう。
特に子供のそれは、もっと深刻に捉える必要があります。
実は、日本には様々な「幸と富を減少させるカラクリ」があります。
戦後日本の社会システムに、実に巧妙に組み込まれていきました。
みな一生懸命、復興に尽力していて気付いていませんでした。復興が軌道に乗り経済成長が大いに進んだ時期も、モーレツに働くばかりで気付いていませんでした。
過去においてやたらと「復興」や「経済成長」が強調されたのは、一方で「破壊」を進めている状況から目を外らそうとしているのではないか、とすら勘繰ってしまいます。
日本の復興および成長と反比例するかのように、日本の事実上の支配者たる米国がじわじわと国力を落とします。
米国のみならず、戦後体制を牽引してきた第二次世界大戦の戦勝国などが、軒並み苦境に陥ります。
そこで、まるで悪あがきのように、この「幸と富を減少させるカラクリ」を利用して日本から収奪を続けます。収奪の手綱を強めます。
当ブログの目指すもの
その収奪や破壊の仕組みを暴き、私達日本人に広く認識して頂きたい。・・・・
それが当ブログ運営の、1つ目の目的です。
また、私達日本人は敗戦後、一体何を失ったのか。
何を取り戻す必要があるのか。どうすれば「真の復興」を果たせるのか。
それをより多くの人々に知って頂きたい。・・・・
それが当ブログ運営の、2つ目の目的です。
当ブログ主について
幸田蒼之助と申します。
ガキの頃から好奇心旺盛で、特に歴史や政治経済に深い関心がありました。
学校の勉強そっちのけで(笑)、色々調べたり文章を書いていました。
自分で目的意識を持ち、情報収集し分析する。考える。
そういったスタイルを有していたため、学校の勉強がバカバカしくて全くやる気なし(^^;
お陰様で大学受験も大失敗。やむなくFラン大学呆学部へ進学し(^^;(^^;、ゼミで憲法をかじります。
その後、在学中に起業します。なぜかシステム開発業(笑)
ど田舎で創業したためITブームに全く乗れず、あまりうまくいっていません。
ただ、理系的思考や仕事のやり方が身につきました。
かくして「謎のハンパ人間」が誕生しました(笑)
世に無数の「専門家」が存在します。いらっしゃいます。皆さん深く素晴らしい知識をお持ちです。
しかしながら、例えば歴史学であれば、本当は政治学や経済学への深い理解を要します。
或いは政治学であれば、同様に歴史や経済への深い理解を要します。
ところが現代の「専門家」は、そういった他ジャンルとのリレーションが不十分だ、と幸田は感じます。
「政治学をちょっとでもかじっていれば、そんな考えには至らないだろうに・・・・」
だとか、
「経済学を解っているのか?」
といった疑問を抱くことが多々あります。
そこに、幸田蒼之助の存在意義があると考えます。
個々の専門知識については「専門家」に及ばないものの、広い理解があるからこその問題指摘が可能だと思っています。
また「常識のウソ」や「インチキのカラクリ」を見抜くことが出来る、と思っています。
それらを多くの方々に知って頂き、日本再建の一助となりたい、と考えています。
当ブログはそういう意志でもって運営しています。
皆さんもコメント欄にて、遠慮なくご意見やご感想をお聞かせ下さい。
みんなで日本再建について語り合いましょう。