やはりソフトバンクは役者がちがう

2017/06/08ビジネス・起業

【Impress Watch】 2012/12/12
“ソフトバンクグループ、個人宅に負担0円でソーラーパネル設置”
~売電金額の15%をキックバックする「おうち発電プロジェクト」

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20121212_578447.html

 
さすがソフトバンク。思い切ったビジネスプランをぶち上げてくれました。
今の日本企業で、消費者向けビジネスとしてこんな思い切ったことを推進できるのは、残念ながらソフトバンクだけではないでしょうか。
 
あ、このプランが消費者にとって本当に素晴らしいかどうかは、別の話ですよ。
その辺は極めて怪しい、と幸田は思っていますが・・・・(^^;
 
企業には適正規模というものがある、と考えます。

適正規模を超えると、どこかに無理が生じるものです。それを何らかの無理でカバーせざるを得ません。
高度情報化社会の発達により、ウソやゴマカシがバレやすくなると、適正規模を超えた大企業の存続が難しくなってきます。
一方で高度情報化社会の恩恵を受け、スモールビジネスに追い風が吹いています。
 
大量のリソースを投じて半ば強引に稼ぐのが難しくなり、一方で小さくとも真っ当、堅実な商売を営むことが評価される時代に入ったと言えます。
この時代は暫く続くでしょう。
 
そんな中、これこそが大企業にしかできないビジネスではないでしょうか。
すなわち一般消費者がリスクを負えない初期投資部分を、大企業が肩代わりする。そこにブレイクスルーを求める、一気に次の時代へと進める、というものです。
スモールビジネスには、こんなこと逆立ちしても出来っこありません。
 
大企業に出来て、スモールビジネスに出来ないこと。・・・・
それを見つけ出せれば、大企業に逆風の吹く新しい時代でも生き残るでしょう。
昨日記事にしました、それを見つけ出せない大企業は、残念ながら消え去るのみです。

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Posted by 幸田 蒼之助