「ランドセル」日本人白痴化の象徴!?

日本人白痴化、ここに極まれり

異なる視点から教科書問題を

ついでに言えば、教科書も改めるべきでしょうね。
 
うちの両親(元・公立小学校教員)もそうでしたけれど、そもそも教員自身が教科書の役割を知らないんですよ。
だから、
「学校に教科書を置きっぱなしにするな!! 毎日きちんと家に持ち帰り、しっかり予習復習しろ!!」
と躾けるんです。
 
実は、教科書ってのはあくまで、
「教員が授業という形式で、子供に指導するためのテキスト」
なのです。
だから要点が解り易く整理されていないし、練習問題には解答もないんです。
 
つまり子供の自学自習には全然向いていない。授業を受け、かつきっちりノートをとり、それを教科書と組み合わせてようやく、自学自習テキストとして成り立つんです。
 
 
 

工夫の余地は幾らでもある

つまり、教科書ってのはわざわざ家に持ち帰る必要がありません。家で使用する自学自習用テキストとは、役割が異なるんです。
予習復習をしたければ、市販の参考書の方が余程それに適しています。教科書だけで自学自習までカバーするのは、学習効率が非常に悪い。大学受験までを見据えた学習という意味でも、教科書は不適当です。
 
なので、わざわざ重いランドセルに重い教科書を詰め、毎日学校を往復させるのは「愚の骨頂」ってわけですよ。
 
そもそもあの、教科書というスタイル自体がバカ臭いと思いませんか!?
1冊の教科書を、例えば複数のパンフレベルの小冊子に分割しても、良いんじゃないでしょうか。
その方が、持ち歩く子供の負担減にも、またコスト削減にもプラスに働くのではないでしょうか。
 
その他、テキストの電子化や電子教材等、工夫の余地は幾らでもあると幸田は感じます。
 
 
 

カイゼン

かつて自動車販売において、日本企業トヨタが世界のトップに立ちました。日本人にとって、非常に誇らしい話です。
そのトヨタの「成功の秘訣」としてさんざん語られたのが、「カイゼン」です。これは我々日本人なら誰もが知るところでしょう。
 
それを承知しつつ、当の我々日本人は、
「日々の改善を怠っている」
と思いませんか!?
 
常に問題意識を持つ。そして改善と工夫を心がける。――
現代日本人はとことん白痴化が進み、そういう意欲をすっかり失っているように見えます。ランドセルはまさに、その象徴のように感じます。
 
一説によると、
「ランドセルは革製品。革製品には同和利権が絡む」
のだそうです。だからいつまで経っても存続しているのでしょうか。そういった問題まで含め、改善を試みるべきでしょう。