安倍自民党政権にダマされるな!! - その4
その3より続きます。金融緩和について。
流通しているお金の総額が、段々減ってきます。お金が減れば景気が下向きになります。
なぜ段々減っていくのかと申しますと、国際金融資本が世界中から少しずつ吸い上げる構図があるからです。
吸い上げて、コントロールされています。彼らなりの思惑があり、「市中の流通量が常に減少するレベル」に維持されています。
ですから本来、金融緩和自体は必要です。減った分は補充するべきなのです。
「インフレが惨くなるから金融緩和はダメだ」
と騒ぐ学者先生方は、あんまし相手にしなくて結構です。どうせある種の思惑を持った方々の利権を守る御用学者なのか、もしくは単にアタマがアレなだけですので(^^;
「緩和のコントロールが難しい」
というのもウソですな。インフレになる前に、緩和を休止すればいいだけの話。つまり金融緩和政策を本質的に否定するだけの根拠たり得ないと言えます。
で、問題はそのやり方なんですよね。
簡単に言えば、政府が借用証文を書いて日銀に差し出し、日銀がお金を刷って金融機関にバラ撒く。これが金融緩和です。
つまり、
「バラ撒けばバラ撒くほど、政府の借金が増える」
というわけです。
政府の借金とは何ですか?
これはもう、言うまでもありません。国民へのツケです。政府が借金すれば、いずれ国民が税金の形で負担し返済せざるを得ません。
整理します。
金融緩和は必要です。でもやり方が非常に重要です。従来の金融緩和のやり方であれば、どういうわけか政府の借金が増え、国民が負担する構造になっているわけです。
私達一般市民が、金融緩和によって大きな利益を得られるのであれば、そりゃまあ納得できない話でもありません。
しかしこれまで述べたように、円安になろうがインフレになろうが、私達一般市民にとってほぼ、メリットらしいメリットがないのです。その「メリットのない円安、インフレを誘導するために」金融緩和を行うのです。それも国民負担で。
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