「国を支えて、国を頼らず」 おバカ国家、ここに極まれり
福島第一原発、1号機も2号機も核燃料は溶け落ちて空っぽでした、だそうです(^^;
そんなことは、最初から分かってますわな。
圧力容器にしろ格納容器にしろ、耐熱温度は溶けた核燃料棒よりずっと低いんです。ひとたび溶け落ちたら耐えられるはずがないんです。
高温で焼かれたドロドロの鉄の塊を、プラスティックのケースで保管しようとしているようなもの。ムリがあるってのは小学生でも分かるでしょう。
今頃になって、モロモロの事件事故報道の合間にコソっと発表。実に卑劣きわまりない。
仮に核燃料棒が溶けて格納容器外(の地中)に落ちても、
「溶岩と一緒で、そのうち冷えて固まるから大丈夫」
なんて言ってる専門家もいましたね。
溶岩はせいぜい1,000度。流れ出るうちに周囲に熱を奪われ、やがて冷えて固まります。
核燃料棒は2、500度ほど。温度がまるで異なります。かつ自らどんどん発熱していますから、そう簡単に冷え固まるものではありません。
どこが一緒なんでしょうかね(^^; バ◯でしょ!?(笑)
「プルトニウムは重いから、仮に漏れ出てもフクイチの敷地外に飛び出すことはありません」
なんてテレビで堂々とのたまう専門家もいましたね。
「今、日本各地で検出されるプルトニウムの出どころは?」
と尋ねられ、
「それは過去に海外で行われた核実験由来のものです」
と、臆面もなく答えていました。
海外のものは日本国内に飛んできているのに、原発事故のプルトニウムは遠くに飛ばない?
やっぱ◯カでしょ!?(苦笑)
他のテレビ出演者も、そこ即座にツッ込めよ、と(^^;
案の定、福島で甲状腺の異常や悪性リンパ腫が多発しています。
「チェルノブイリでは事故後5年経過してガンが増えた。福島は事故から5年経っていないから、(この数字は)原発事故の影響ではない」
だそうです。
「フクイチはチェルノブイリよりずっと影響が小さいから、(この数字は)原発事故の影響ではない」
だそうです。
ガクっと力が抜けますな。
単なる勉強不足なのか。それとも上からの圧力で、そう言わされているのか。
どっちにしろ専門家失格でしょ。
日本は、政治家も企業トップも卑怯で無能、専門家もアレでアレアレ~です。
うんざりします。この国は既に持続不可能だと痛感します。
そんな時に思い出すのが、福沢諭吉の言葉、「国を支えて、国を頼らず」
今更ではありますが、私達1人1人が日本再建を本気で望み、本気で動くべきだと思います。
同時に、いざとなれば国なんぞ知ったこっちゃない、自力でどうにでもなるわ、と大威張りで言えるような基盤を整えておきたいものですね。
脱力しそうなおバカ報道に接するたび、そう感じます。
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