「苦行1ヶ月」 体育大会は行進もダンスも止めちまえ!!

日本人白痴化、ここに極まれり

1ヶ月強の苦行期間は全く不要

「そうだ!! 小学校の体育大会で、ダンスをやらせよう」
と言い出したのは、どこのバカタレでしょうか。
「うん。うちの学校の体育大会にも、ダンスを採り入れよう」
と真似し始めたのは、どこのバカタレでしょうか。
 
ダンスなんて、止めちまえばいいんです。
 
それにラジオ体操の練習も、必要ですか?
日頃さんざんやらされていて、みんなやり方を知っていますよね。にもかかわらず、炎天下にて何度もラジオ体操の練習をさせる。
キチガイ沙汰でしょ。……
 
というわけでダンスを止め、ラジオ体操の練習を止めれば、1ヶ月強の苦行期間は全く不要です。
まあ、予行演習くらいは必要でしょうけれど。
 
 
 
肝心の競技は二の次三の次

その一方で、各競技の練習はほぼゼロなんですよね。
日頃やることのない、幅跳びや高跳びの選手に選ばれる生徒もいるわけです。しかしそれらの練習はやらせてもらえない。
アホですか!?
 
要するに幸田に言わせれば、主催し指導する学校側が、全くアタマを使っていないと感じるんですよね。
 
そもそも体育大会の意義を、まるで考えていないですよね。
肝心の競技に関しては、二の次三の次。整然とした入場行進と、整然とした競技入退場。整然としたラジオ体操にダンス。……
つまり、見た目だけにとことん拘った挙げ句の、1ヶ月強にわたる苦行期間なんです。
 
 
 
学校教育の「真の目的」


 
ちなみに生徒だって、体育大会なんか望んでいないんですよ(^^;
「授業が潰れるから、体育大会の方がマシかな……」
という程度の賛成派はいますが、大抵は辟易しています。
 
学校側の体面だけで、生徒に苦行を強いる。
問題が起きない限り、過去の年度のやり方を踏襲する。
熱中症で倒れる生徒が増えても、
「温暖化が進行しているせいだ」
と責任転嫁するのか、改善を検討しない。
 
常に問題意識を持つ。そして改善と工夫を心がける。――
現代日本人はとことん白痴化が進み、そういう意欲をすっかり失っているように見えます。教育現場において、それが特に顕著だと感じます。
 
いや、それ以前に学校教育の真の目的が、
「どれだけ無理難題を強いられ頬を殴られても、黙って言う事を聞くドM人間を大量生産。社会に奴隷要員として安定供給する」
である事自体が問題なんですね。
 
なので体育大会はいつまでも、同じような形で存続し続けるのでしょう。
日本人白痴化、ここに極まれり。……