【動画】復元竪穴住居は全くのインチキ!!

インチキ縄文歴史観を粉砕する

歴史学者共、ちゃんと仕事しろ!! ― 後編”のおまけ、として書くつもりだったが、結局YouTube動画としてアップした
是非、ご視聴頂きたい。
 
動画は文章と違い、後から見直しても訂正に手間がかかる。
……というより完全に作り直しとなるため、訂正が容易ではない。
表現が少々微妙だったり、適切でないなと感じても、文章のように簡単に修正できない。
動画作成自体が未熟であるという点も含め、お詫び申し上げます。
 
というわけで、動画内で強調が足りなかった点。――

要するに、
「細かいインチキを重ねなければ、住居たる要件を満たせないような復元住居は、そもそも根本的に誤っている」
という点を、ことさら強調すべきだった。この場にて補足させて頂きたい。
 
縄文弥生の住居跡を発掘しても、床構造――というか土台部分――しか判明しない。肝心の上部構造は全部朽ち腐って、ほぼ全く残存していない。
だから学者先生方は、
「世界の竪穴住居とよく似ているから、ほとんど同じだろう」
という認識で、現在日本各地の遺跡に復元住居を建てる。
 
だが特に縄文時代の日本列島は、熱帯もしくは亜熱帯気候帯だった。
今以上に高温多湿で、毎日のようにスコールが降った。毎年台風も到来しただろうし、現在同様地震も多発しただろう。
そんな環境にあって、学者先生方が想像するような復元住居が、果たして住居として機能しただろうか。
 
まず、毎日のスコールに耐えられなかったと思われる。
なにしろ発掘状況から判るように、周囲に雨水避けの溝も土手もない。ということは、スコール一発で屋内は水浸しになっていた。
 
つまり、そんな住居と呼べないシロモノを住居として成り立たせるべく、各地の復元住居にはインチキを施しているのである。
 
ではインチキNGで、発掘状況から真摯に本来の住居を想像すると……もっと立派な、まさに住居と呼ぶに相応しい建物を造っていた、と認識すべきなのだ。
過酷な環境だったからこそ、相当に工夫された立派な住居でなければ、住居たる要件を満たせないのだ。
 
というわけで当該動画、是非とも少しでも多くの方々にご覧頂きたい。