中国情勢あれこれ - うろたえて論理思考を失う日本人
昨日も書きましたが、日中関係悪化を石原都知事のせいにするなど、デタラメな話がまかり通っています。
関係悪化は、何が原因なのか。誰が悪いのか。
そんなに難しい問題でもないはずですが、世論に耳を傾けると、冷静な分析ができていません。
日本人は、ちょっと危機感を煽られると途端に、論理的な思考ができなくなるように感じます。
昔から「胆力がない」と表現します。要するに肝っ玉が据わっていないわけです。
だからうろたえるのです。恐怖に支配され、冷静に論理的にモノを考えられなくなるのです。
すなわち昔の日本人は、もっと胆力がありました。
「辱めを受けるようなことがあれば、即座に相手を叩き斬って、自らも腹を切る」
という気高さがありました。
そういった気高さだとか、その根幹となる胆力が、敗戦後、見事に失われてしまっています。ちょっとした外圧で、直ぐに浮き足立ちます。
今回はまさに、その典型例ですね。
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