行政システムの大改革を

2013/01/23政治・経済,雑談

そういえば以前、県の○○課のWebシステムを開発しました。
その後、機能追加の話がありました。県警の○○総務課が、Webシステムに便乗させて欲しい、という案件でした。
つまり、県庁と県警にそれぞれ、ほぼ似たような名称の部署があり、同じ政策に基づく業務を行っていたわけです。だから県のシステムに県警が便乗するというプランが実現しました。
 
予算効率化ということで、これは納税者にとって好ましい例です。
 
ただし県警側で、
「便乗ではなく、こちらはこちらで独立したシステムを保有すべきではないか?」
という大義名分論が出たり、便乗した結果両者の提供するサービスがほぼ同一だとバレるため、それぞれの差別化に苦心したわけですが。・・・・
 
予算は多少節約できましたが、そもそも両者に似たような部署が存在するというのが、おそらく無駄でしょうね。行政システム全体で考えれば、一本化し効率アップできるはずです。
そういった、行政システムの大改革が求められていると思います。
 
そうでもしないと、国や自治体の財政破綻を回避することは無理だと思うのですが、どうでしょうか。
かつ、利用者即ち納税者の目線での、制度設計であってほしいものです。

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Posted by 幸田 蒼之助