経済状況が震災直後並に悪化!? - 後編
前編より続きます。
2014年4月以降、つまり消費税増税後のGDPが、東日本大震災発生直後なみに落ち込んでいるそうです。
政府はいろいろとゴマカシ発言を繰り返していますが、これは増税前駆け込み需要の反動というレベルを明らかに超えています。完全に、不況に陥っているのです。
にも関わらず安倍自民党政権は既定路線たる、消費税のさらなる増税を進めようとしています。早晩、日本は滅びますよ。・・・・
成熟した国家というのは、私達一般市民も次第に豊かにならなければならないはずです。しかし日本の現実は、ジリ貧と言わざるをません。
例えば幸田の祖父の世代、つまり戦前に生まれて戦争を体験し、戦後苦労して復興を支え、高度経済成長期あたりで引退した世代。
幸田の親父の世代。つまり団塊よりわずかに上の世代。高度経済成長期に社会人となり、最近引退を迎えた人達。
幸田の世代。つまり現在の日本経済を第一線で支えているアラフォー世代。
そして幸田の子供世代。つまり十代後半からハタチ過ぎあたりの世代。
ざっと4世代並べて比較すると、どんどん苦しくなっている状況が明白です。
多少、世代の区切りを前後にずらしたとしても、先細りという事実は変わりません。
本来ならば、一般市民といえども代々少しずつ資産を膨らませ、少しずつ豊かになる。それが成熟国家、成熟社会です。戦後70年を経た今日、日本はそういう社会を実現してしかるべきでした。
しかし日本の現実はその真逆です。わずかではあっても資産を持てた祖父世代。40年一生懸命働いて、なんとか家だけは持てたというレベルの親父世代。馬車馬のように働かせられながら、持ち家はおろか、所帯をもって子供を育てていくのも困難なアラフォー世代。そしてもはや総貧困層と言わざるを得ない、その下の世代。・・・・
これをジリ貧と呼ばずして、なんと呼ぶべきでしょうか。
なぜ、このような状況が生じたのか。
理由は簡単です。日本社会は「富がダダ漏れするシステムになっているから」です。
日本人の稼ぎを欧米諸国に上納するシステムだとか、血税を無責任無軌道に費やした挙句、さらに膨大な借金を積み上げていながら誰も責任を問われないシステムだとか、そういったデタラメなシステムが公然と構築されているから、ジリ貧なのです。
アベノミクスとはまさに、それら「富がダダ漏れするシステム」を維持、増大させる政策そのものだと言えます。だから経済状況が酷いことになっているわけです。
たった今、大至急やるべきことが、見えてきます。
即ち、
- ちゃんと民意に基いて政策を進められる政治体制の構築
- 欧米諸国や特アが日本にかけた「くびき」からの脱却
です。
そしてそれを実現するためには、まず私達一般市民が目覚め、脱皮するべきだと幸田は考えるのです。
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