このままでは国が滅ぶ!! 極まりし日本の腐敗 - 前編

2021/05/27政治・経済

2020年11月の米大統領戦は、非常に興味深かった。
自由主義陣営のリーダーを自認する世界No.1の民主国家の実態は、腐敗にまみれ、腐臭プンプンだった。
 
 
 

2020年米大統領選はヒドかった

腐敗し切ったマスコミが公然と、現職トランプ大統領に対しネガティブキャンペーンを展開。
各州では、選挙管理委員会自ら不正選挙を盛大に推進。GAFAなどのビッグテックも言論弾圧等、憲法違反なんのそののトランプ勢妨害。

政府も腐り切っており、連邦議会は諸々の不正を見て見ぬ振り。
トランプ大統領の周囲までどっぷり腐り切っており、例えば言動の怪しい司法長官を更迭してみれば、全米各地から寄せられた膨大な選挙不正告発を司法省が握りつぶしていたと判明。FBIも腐敗が進み、不正告発者を妨害する動きまでみられた。
そして最後の頼みの綱たる連邦最高裁までもが、でろでろに腐り切っていて職務放棄状態。
 
長年にわたり中共の毒まんじゅうを喰らい続け、或いは中共その他に脅された要人達。……
 
何故、そうなったのか。
「際限なき自由主義は正しくないから」
である。
「民主主義なんて画餅に過ぎないから」
である。
 
 
 

自由主義も民主主義も「まやかし」

自由主義とは、言い換えれば放任主義。つまり厳格なモラルに基づく自律、自戒が在ってはじめて、理想通りに機能する。
しかし現実の自由主義に、モラルは存在しない。
その実態は、強者の方便に過ぎない。モラルなき自由主義はむしろ害悪そのものである。
 
周囲をよく見回してみれば判ると思うが、やたらと自由を標榜する人は、好き勝手に我欲を追求したい社会的強者か、もしくは単なる愚者かのいずれかだろう。
 
同様に、民主主義も正しくない。
これはもう、はるか昔、古代ギリシャ時代に実証されている事である。
 
民主主義とは本来、その構成員たる国民1人1人が、神のような思考力判断力にモラル、さらには情報収集力や分析力等を持ち合わせなければ、理想通りに成立し得ない。
勿論、そんな事は現実に有り得ない。つまりはハナっから「絵に描いたモチ」に過ぎないのである。
 
それを西洋近代社会が、専制制度を否定、打破するための大義名分として改めて掲げ、現代の西洋型社会思想の金科玉条とした。それだけの話である。
 
 
 

まやかしに基づく社会システムだから「腐った」

だからこそ、自由主義及び民主主義の先兵たるアメリカがド派手に腐敗した。
強者の方便、絵に描いたモチに過ぎないモノを後生大事に掲げ、追求した。だから今、国家崩壊の危機に瀕している。
 
勿論、毒まんじゅうを盛大にばら撒いた中共も悪い。
中共は1970年代から、アメリカのありとあらゆる分野にカネをばら撒いていた。或いは要人にビジネス話を持ちかけ、美味い汁を吸わせた。
 
しかしどちらかというと、長年脆弱性を晒し続けたアメリカ自身が悪い……と思う。
 
一流大学を卒業すれば、或いはビジネスで成功すれば、有能だと認められ権力を得られるシステム。権力を得れば自由にカネを受け取れるシステム。権力とカネが揃えば、ある程度好き勝手出来るシステム。……
それこそが「自由主義に基づく民主主義社会」の本質・・である。
そこに気付かず、長年そのバカバカしい社会システムを放置した、アメリカ自身が悪い……と言わざるを得ない。
 
 
 

問題は我が国の実情

まあ、そんなアメリカのことは、正直どうでも良い。
問題は我が国である。
アメリカを眺めていると、それ以上に我が国の方がヤバい……と気付かないか!?
 
平和ボケし、敗戦後70余年でとことんダメになった我が国こそ、アメリカ以上に深刻な状況なのではないか!?
 
昨年1月、中国にてウィルス騒動が勃発し、1,100万都市武漢をはじめ、各大都市を封鎖する事態に。――
しかし日本政府は、の国からやってくる人々の入国を一向に制限しなかった。
 
また、我が国の各自治体はマスクや防護服を中共に提供。大盤振る舞いを見せた。
程なく我が国自身が、マスクその他の品々の不足に見舞われる事は、明々白々ではないか。
それなのに何故、政治家達は中共にそれらをタダ配りするのか!!
 
誰もがそう訝しがった事は、記憶に新しいと思う。
 
 
続きます

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Posted by 幸田 蒼之助