マスコミが尖閣付近の資源の存在を隠蔽しようとしている!?
少し前に、こんな文章を書きました。
で、下記リンクは本日の毎日新聞の記事。
【毎日jp】2012/9/19
“水説:尖閣は資源の宝庫か=潮田道夫”
http://mainichi.jp/opinion/news/20120919ddm003070104000c2.html
どちらが正しいのでしょうか。
1970年頃の調査は、日本と台湾それぞれが実施し、それぞれが概ね似たような結果を報告しています。すなわち大量の原油が存在する、と。
それ以後の話として、
- それは技術が未熟だった時代の調査ミスで、再調査の結果、実はその30分の1しか存在しないと判明。
- かつ2004年の、日本政府による精密な調査結果は、なぜか非公表。
- メタンハイドレートの存在については、石油以上にあてにならない。
と毎日新聞は主張するわけです。
- なぜ、再調査の結果と30倍もの開きがあるのか。
- 日本と台湾が似たような結果を報告しているにも関わらず、なぜそれが信頼できないとするのか。
- なぜ、2004年の調査結果は公表しないのか。公表してはいけない事情が存在!?
- なぜ、メタンハイドレートの存在を「あてにならない」と断言するのか。
特集記事(?)でありながら、肝心な点に説明がなされていません(笑)
技術がどのように未熟だったら、結果に30倍もの差が生じるのでしょうか。
皆さんご存知のように、原油の埋蔵量予測というのは、
「思った以上にたくさんあった」
というのが一般的傾向です。
すなわち、
「あと30年分しかない」
と盛んに言われていたものが、いざ30年経ってみると、
「さらにあと50年分くらいある」
と(笑)
過去の調査結果より、実際の埋蔵量の方が多いのです。そういった傾向と、真逆の話なんですよね。
ですからもっときちんとした技術的解説が加わらない限り、素直には信じられません。
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