ビジネスはバランス感覚
ライバルがいる!!
さて、ここにもう1つ、問題があります。
大抵の場合、市場にはライバルが存在するのです。特にアナタがこれから起業する場合、そこにはすでにライバルがいるんですね。
かつ先行者です。既得権限があったりします。
日本の社会、経済は飽和状態で、どの市場でもほぼ必ず、ライバル事業者がひしめき合っています。
そしてすでに壮絶な戦いを繰り広げ、アナタが後からのこのこ入り込んでも、はじき出されるだけです。
でも、そこで引いてはダメです。好むと好まざるとに関わらず、今の日本は我々一般市民も、いや我々一般市民こそ、生存を賭けて戦わざるを得ない時代です。黙って与えられる仕事だけを真面目にこなせば、定年まで自然と給与が振り込まれる時代ではありません。
ではどうやって新規参入し、生き残るか。
ライバル事業者達と全く異なるバランスポイントのビジネスモデルを、市場に投入するのです。
安売り薄利多売戦略は自滅パターン
ライバル事業者達と異なるバランスポイントは、2つ考えられます。
1つは、いわゆる安売り戦略です。利益を削って販売単価を下げ、その分たくさんのニーズを捉えていく、といういわゆる薄利多売戦略ですね。
後日改めて詳しく説明したいと思いますが、安売り戦略というのは自滅パターンです。
販売単価を下げて勝負することは、どの事業者でも比較的安易に採り易い戦略で、安売り競争が激化するのです。
この流れは談合でも行わない限り、壮絶な消耗戦となります。体力のない事業者から順に退場を余儀なくされるため、新入りであるアナタにとって一番、不利な戦いとなります。
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