どう動いているの? 「欧州金融危機」

2013/01/23政治・経済

というわけで、欧州金融危機の全体像がいかに掴み辛いか、お解かり頂けると思います。
ニュースはそもそも、情報が断片的にしか掴めないのは、ある程度やむを得ないんですけどね。
しかしそれ以上に、
メディアが情報の見せ方を、懸命にコントロールしている
というのが見て取れます。だからこそ一層、現状の本質や実質が見えにくいのだと痛感しました。
 
それからどのメディアも、巨大爆弾「CDS」について全く触れていないですね。
 
なお、今週末に関してはいろいろと、実際に進展があったようです。ただ全て、EFSF拡大という一点にかかっているらしいのですね。
これが成立しないと全てが振り出しに戻る、と。
で、その肝心の成立の見通しが微妙なわけです。
即ち、
いろいろ進展しているようだけど、枝葉だけがまとまっていくのみで、根幹の課題が解決するか不透明である。これが片付かないと、全てがご破算
と私は理解しました。
ふう。疲れた・・・・(^^;
 
とまあ、個人的分析を長々と書きましたが、結局のところ私は「来週の相場がどう動くか」を知りたいだけだったりします(笑)
 
結論。
「新たな難題が具体的数字として現れた。見通しはさらに厳しくなった」
とネガティブに捉える人と、
「ひとまずギリシャの今月末デフォルトはなくなった。状況は確実に進展している」
とポジティブに捉える人がいるはずで、相場が上がるか下がるかなんてわからんです。
 
とほほほ。骨折り損・・・・(涙目)

政治・経済

Posted by 幸田 蒼之助