だからこそ「憲法改正」 - 前編
日本国憲法は欠陥だらけ
以上、民主主義国家の最も本質的な部分に着目した上で憲法を読むと、実は欠陥だらけだということがわかります。
まず、
「国民こそが一番エラくて、政府(国会や内閣など)はそれに従属するんだぞ~」
という、両者の関係性についての記述が曖昧です。
それから国民に対しては、
「勤労は義務だ。ガンガン働け。そして税金を払え。義務だぞ義務!!」
と明記する反面、
- 何のために政府(内閣や国会など)が存在するのか。
- 政府は主権者たる国民に対し、どのような義務を負うのか。
という記述がほぼ、ゼロ。
この点、憲法全文をざっと流し読みし、みなさんの目で直接ご確認頂きたいと思います。
これはまさに致命的な欠陥だと指摘できます。日本国憲法が本気で民主主義国家を目指しているのであれば、政府が国民に対して負うべき義務について、しっかりと充実した記述が存在してしかるべきなのです。
あ、幸田は勉強が全然足りていないので(^^;、他国の民主主義憲法がどうなっているかは知りません。ですから比較論はごカンベン下さい(笑)
中編に続きます。
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