結局どうなの? 「欧州金融危機」

2013/01/23政治・経済

で、ここまでは昨日述べた「枝葉」に過ぎないんですよね。
枝葉でさえ、方針はまとまったものの先行き困難が予想されます。根幹は「欧州金融危機を底支えするEFSFの拡大」なのですが、必要とされる規模が大きすぎてどうにもならないのです。
各国が様々な案を持ち寄って検討するのですが、決定打となるような名案が見つからず、紛糾しています。
 
市場関係者は、26日までに包括的戦略があらかたまとまることを期待しています。しかし無事26日を通過できるのでしょうか?
私は懐疑的に見ています。問題の大きさに対し、時間がなさすぎます。
 
独メルケル首相の発言が印象的です。
「われわれはある意味で、数十年前に始まった出来事と戦っている。これは通貨ユーロの危機ではない。
(・・・・中略・・・・)
将来を見据えた時、おそらく今後、ユーログループの管理メカニズムを強化する必要があるだろう」
と。
 
つまり今日の欧州金融危機は単に、EU内における経済競争力の弱い国が、苦境に陥っているというだけではないのです。EU創立時から抱える、構造的問題に起因しているのです。そもそもが、今日明日であっさり片付く話ではないのです。
 
 
 


昨日の文章はこちら。
 
[どう動いているの? 「欧州金融危機」]
http://holiday.toypark.in/?p=255

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Posted by 幸田 蒼之助