官房長官には官房長官としての仕事に専念してもらいたい

2013/01/23政治・経済

なぜ、枝野官房長官一人が、会見に出ずっぱりになっているんでしょうね。
随分疲れきった顔をしていますが・・・・。
例えば副長官と交代で会見を行う、といった工夫もできそうですが。
 
そもそも官房長官は報道官ですか、と私は問いたいわけです。

しゃべっている内容も内容ですね。
技術的な報告、情報提供は、官房長官直々テレビカメラの前でしゃべるべきものでしょうか。
担当部署のトップなり技術担当者が同席し要旨だけしゃべって、詳細はドキュメントで提示という手もあります。
官房長官は政府の施策や方針等、本当に重要なことのみに限定して発言する。
 
何を言いたいかと申しますと、今のやり方を見ていると大きな問題が少なくとも2つ、指摘できるわけですよ。
 
1つは、
技術的な話の詳細が正確に伝わらず、しかも口頭での発表では余計なフィルターがかかってしまう
ということです。
 
リポートとデータがドキュメントとして公表されれば、より客観的かつストレートに、今何が起きているのか一般に伝わります。
それで充分です。官僚がこねくり回して色をつけた文章を、官房長官がテレビカメラの前でしゃべると、事実がぼやけます。
 
さらに付け加えると、
「客観的事実をストレートに出すのは不都合があるから、言葉でなんとかうまく丸めて伝えよう」
などと考えているとすれば、これはとんでもない愚行ですな。高度情報化社会において、そんな姑息な手はもはや通用しないと心得るべきです。

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Posted by 幸田 蒼之助