公職選挙法違反:昨夏参院選、前高松市選管局長ら白票水増し 投票増減容疑で逮捕
【選挙毎日】 2014/06/26
“公職選挙法違反:昨夏参院選、前高松市選管局長ら白票水増し 投票増減容疑で逮捕”
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140626ddm041040140000c.html
昨年7月に実施された参院選の開票の際、白票を約300票水増ししたとして、高松地検特別刑事部は25日、前高松市選管事務局長で開票管理者代理だった山地利文容疑者(59)ら3人を公職選挙法違反(投票増減)容疑で逮捕した。この選挙を巡っては、全国で20万票以上を集めて当選した自民候補の得票が同市では「0票」となるなど開票作業に疑問が出されており、地検はこの経緯とも関連があるとみて捜査している。
(後略)
とうとう出てきましたね。
前回の参議院選、その前の衆議院選で、いろいろと不正選挙の噂がありました。その一端が実証された形です。
これは所詮、氷山の一角に過ぎないと思うわけです。例外的に高松市だけが、こんなリスクの高いイカサマをやっているとは考えにくいですから。
おそらく昔から全国レベルで、行政、選管ぐるみのイカサマ選挙システムが存在すると考える方が自然です。
手口がいろいろと判明しています。
予め特定候補の名前を書いた投票用紙を大量に用意しておき、投票箱を投票所から開票作業会場に移動する際にすり替える、とか。
同一筆跡っぽい投票用紙が大量に見つかり、先ほど話題になりましたね。
投票用紙計測に機械を使用するようになって、新たな手口が登場しているようです。
計測した投票用紙の束に貼付するシールに仕掛けがあるのだとか。つまりA候補の名前が書いてあるのに、実はB候補のバーコードが記載されている。これなら立会人にもバレず、A候補の得票がごっぞりB候補に集計されるというわけです。
そういえば前出の記事は、ちょっと変ですね。
「自分は自民党の衛藤晟一候補に投票したはずなのに、得票数がゼロと出ている。おかしい」
ということで、今回の告発に繋がったはずです。
つまり有効票が誰かの手によって破棄されたことが、問題とされるべきです。しかしそれが、白票水増しという話になっています。
有効票と白票のすり替えではなく、水増しということであれば、そもそもの問題自体がすり替わっています。
なんか胡散臭いですね。問題をすり替えて最小限の犠牲にとどめ、イカサマシステム全体の発覚を食い止めている、と感じます。
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