連日、近所の弥生遺跡と佐賀県吉野ヶ里遺跡を見学してきた。
まず、以下の画像。福岡市西区にある、野方遺跡の竪穴住居写真である。時期は弥生後期。つまり、概ね卑弥呼邪馬台国の時代の住居遺構だ。
日本における縄文、弥生の竪穴住居は、ほぼこういった床構造しか判明していない。上モノは全部朽ちて、残存していないためである。
この床構造だけを見れば、世界中の住居跡とほぼ同一なので、世界の例に倣い竪穴住居と呼んでいる(とはいえ現在、日本では「竪穴建物」と呼び改められつつあるそうだが)
吉野ヶ里遺跡の復元住居は「インチキ」だ!!
梅雨入りしない福岡と「古代天文学」
6月も下旬となりました。
例年ならば、ここ福岡もとっくに梅雨入りしているタイミングではありますが、依然晴れの日が続きます。
九州南部は6月5日に梅雨入りし、その後九州北部の梅雨入り宣言をすっ飛ばして、さらに東の東海地方より向こう側が先に梅雨入り……という有り様。
天気が良いのは非常に有り難いんですけれど、福岡は水不足に陥りやすい土地ですのでちと心配です。
自然現象たる季節は、毎年概ね同じように巡ります。梅雨もまたしかり。
されど半月そこらのズレなど誤差の範囲。自然のサイクルなんてものは、アバウトなものです。
歴史学者は論理思考力ゼロ? それともイカサマヤロー!? - 前編
先日、こんな記事を書きました。
【幸田蒼之助の休日】 2019/01/13
“明治維新以前の日本は「連邦国家」だった - 古代日本に「王」なんぞおらん”
https://offtime.sohnosuke.com/archives/12672/
- 日本は元々一国ではなく、国が多数存在する「連邦国家」だ。
- ただし日本に「王」は存在しない。
- 勿論、天皇も王ではない。
- 連邦国家の元首だからこそ、天皇は「みかど」「すめらみこと」と呼ばれた。