本日、25本目となる動画をアップした。
是非ともご視聴頂きたい。
掲題通り、テーマは「【改めて魏志倭人伝を読み解く】Vol.2 政治力学視点で見る「本家ヤマト」 - 有象無象の珍説奇説を木っ端微塵に蹴散らす」
邪馬台国は「ヤマト」
これは昔から判明していた。それを戦後の左派学者共が捻じ曲げた。
しかし畿内ヤマトは、卑弥呼邪馬台国――女王国――ではない。なにしろ魏志倭人伝記述と方角が全く異なるので。
ならば、卑弥呼邪馬台国は一体どこなのか。
既に存在していた畿内ヤマト。卑弥呼が魏朝と国交を結んでも、妨害も出来ず横槍も入れられず、指を加えて見ているしかなかった。
畿内ヤマトにとって、そんな勢力とは、何だったのか。
卑弥呼邪馬台国問題は「政治力学的視点」で考察する必要がある。
そしてそこに浮かび上がるのが、「本家ヤマト」の存在だった。
というわけで、是非とも少しでも多くの方々にご覧頂きたい。
【動画】【改めて魏志倭人伝を読み解く】Vol.2 政治力学視点で見る「本家ヤマト」 - 有象無象の珍説奇説を木っ端微塵に蹴散らす
日本は太古より「連邦国家」である
前回より続きます。
魏志倭人伝をよくよく読みますと。――
魏朝は卑弥呼邪馬台国を、大国と見做している……と読み取れます。
魏志倭人伝全体を通して、確かに尊大な『中華思想』にまみれてはいます。ですが魏朝は卑弥呼邪馬台国を『主要な大国』と認識し、対等外交に等しい扱いをしていると判明するのです。
だからこそ、かなりの遠方だというのに卑弥呼邪馬台国までわざわざ使者を送り、膨大な贈り物と併せて『金印紫綬』を贈っています。
『先進的連合国家』『強大国』
近隣諸国に膨大な贈り物をする、というのは中華冊封における慣例ではありますが、しかし金印紫綬を贈るというのは異例中の異例なのです。
一級資料「魏志倭人伝」
先般リリースしました「改めて魏志倭人伝を読み解く - 有象無象の珍説奇説を木っ端微塵に蹴散らす」ですが、お陰様で出足好調です。
当・拙ブログにて告知しているのみで、他に何の宣伝もしていませんが、それでも多くの方々にお読み頂いております。ありがとうございます。
現在出回っている卑弥呼邪馬台国諸説の決定版、と自負しています。
ですが執筆し終えて、それら諸説に詳しい方々にしか、拙著の価値をご理解頂けないのではないかと反省しています。
改めて魏志倭人伝を読み解く - 有象無象の珍説奇説を木っ端微塵に蹴散らす
拙著「新・日本通鑑(1)」、お陰様で好評です。ありがとうございます。
特に何の宣伝もしていませんが、それでも沢山の方々にお読み頂いています。
また、最後まで一気に読み通して下さる方が多いようです。本当に嬉しい事です。
ですがリリースから早4年経過し、色々と問題に気付いています。
特に、卑弥呼邪馬台国について。
「新・日本通鑑(1)」のリリース後も研究を続け、執筆当時の考察はまだまだ甘かったと後悔しております。
そこで改めて、今回「改めて魏志倭人伝を読み解く - 有象無象の珍説奇説を木っ端微塵に蹴散らす」をリリースしました。
是非とも、少しでも多くの方々にお読み頂きたいと願っています。