「世に棲む日日」(司馬遼太郎著)を読み終わりました。
司馬遼太郎氏の目ぼしい作品は小学校~大学時代に大概読んだのですが、これは読んでいなかったので長年気になっていたのです。
社会人になるとなかなか小説を読む時間が取れず、ふと気付けば20年を経過していました。
読みながら、つくづく感じました。
「これは日本人全員が、今読むべき本ではないか」
と。・・・・
世に棲む日日(司馬遼太郎著)
縄文土器をつくる(後藤和民著)
学術的な本でありながら、非常にアツかった。感動で涙が出そうになりました。
こんな本、初めてです。
著者は後藤和民氏。加曽利貝塚の調査や遺跡保存運動、そして加曽利貝塚博物館の立ち上げに関わった方。
敗戦時、父親の仕事の都合で半島にいたため、身一つで引き上げてきたそうです。
裸一貫で開拓民となり家計を支えつつ、兄と交互に夜間高校を卒業。そして28歳にして漸く、明治大学に入学し考古学を専攻。筋金入りの研究者です。
メンテナンスフリー「究極のPC」を設計すると・・・・・あれれれ!? - 後編
前編より続きます。
大いに繁栄し、生物界のヒエラルキーのトップに君臨する、ヒト。ホモ・サピエンス。
しかしまあ、あらためて考えてみると、非常に不思議ですね。進化論の原理原則に適っていると言えるのでしょうか。
何が不思議って、生物としての「ヒトの脆弱さ」です。
まず、自然界でまともに生きていけない。例えば炎天下に数時間立っていれば熱中症にやられるし、寒い中に数時間立っていれば体温を奪われ死に至ります。
乾燥にも弱い。紫外線にも弱い。かと言って長時間、水中で生活できるわけでもない。雨天が長く続けば、それだけで生命の危機となります。
勿論、寒い時期を避けてしばらく冬眠する・・・・というわけにもいきません。環境の悪い時期はカラに篭って生き延びる、という機能もありません。
メンテナンスフリー「究極のPC」を設計すると・・・・・あれれれ!? - 前編
10年前の話題作。やっと読むことができました。面白かった。
生物の体は、驚異的としか言いようがない程、巧みに出来ていることが解ります。
「なんじゃそれは・・・・(^^;」
と溜息が出ます。
著者福岡伸一氏はひとことも述べていませんが、生物というのは間違いなく、
「誰かが意図的に設計し、誰かによって創られたものだ」
という思いをますます強くします。
実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO
内容は一般的な、UFO目撃例紹介本です。
1点だけそれらと毛色が異なるのは、著者が元自衛隊のお偉いさんだということ。
- 一般人は地上から目撃するため、単なる航空機や自然現象をUFOと見間違う確率が高い。
- それに対し(航空)自衛隊員は、航空機内から比較的至近距離で目撃している。相対的に誤認率が低い。
- レーダーなどの各種機器に囲まれているため、色々と検証し易い。
といったメリットがあるため、目撃例としての質が高いと言えるでしょう。それこそがこの本の価値だと思います。
「卑怯を嫌う心、潔さ」の精神を回復しよう
当ブログではこれまで何度か、
「この数十年の日本というのは、復興したのではなくじわじわと侵食、破壊された」
ということを述べています。
幸田の歴史観では、戦後日本をそのように捉えています。
一体何が破壊されたのか。失われたものは何か。どうすれば日本を再建できるのか。
それを考えていくことが、当ブログの主たるテーマです。
ノートなんざ捨てちまえ!!(笑) 「ひらめき脳」を鍛えて日本再建
茂木健一郎氏の対談やセミナーを、YouTubeでよく見かけます。
ムチャムチャ面白いです。頭の良い方々の対談というのは、新たな刺激あり、テンポ良し無駄ナシで実に心地良い。ただし一発で理解できず、即座に止めて何度か聞き返しようやく理解に至る、というケースもちょくちょくありますが・・・・(^^;
Bバージン(山田玲司著)
どうしても読みたくなり、入手。90年代半ばのマンガ。
面白すぎて、忙しい中つい一晩で、一気に読んでしまいました。
時はおそらくバブル全盛期。
大学生の分際で、イケメン主人公がブランドファッションに身を固め、一人の女の子をひたすら追いかける。
社会学や生物学など、極めて知的なアプローチあり。中身が濃く、物凄く面白いです。
原発ホワイトアウト(若杉 冽著) - その2
「原発ホワイトアウト」筆者、若杉冽氏へのインタビュー動画を見つけました。
実際の政界、そして官界を知らないので、外から見ていると売国奴だらけのように感じてしまいます(笑)
原発ホワイトアウト(若杉 冽著) - その1
噂の「原発ホワイトアウト」(若杉洌著)をようやく手に入れ、読み始めたところです。
現役官僚の暴露ネタ本ということで大いに話題になっています。