資本主義70年周期説

2013/04/07

最近見かけて、面白いな、と思った説。即ち「資本主義70年周期説」
 
人間社会も、自然界の摂理に違わず、弱肉強食のピラミッド構造になっています。つまり、強大な力を持つ先進国の下に、弱者である途上国が次々とぶらさがる、というピラミッド構造です。かつ、搾取されるというねずみ講の体制です。
 
一番上に立つ国々が、強い力を保持している間は、このねずみ講体制が維持されます。
ところがそれらの国々も、やがては力を落としてきます。逆に配下の国々が、次第に実力を蓄えてくることもあります。
こうしてねずみ講体制が揺らぎ出します。歴史的に見て、その周期が、自然とおおよそ70年に定まる、というのです。

つまり強大国であれ弱小国であれ、時が経つにつれ状況の変化と共に様々な矛盾が蓄積し、限界に達した時にねずみ講体制が破綻するのでしょうね。で、それが自然と70年周期である、と。
 
近い歴史を眺めると、まず目に付くのが産業革命でしょうか。1770年頃です。
これが行き詰って、英国が恐慌に陥り、アヘン戦争で新秩序を構築するのが1840年頃。
 
 
そして1918年の第一次大戦~第二次大戦。ここで米英ソを頂点とするねずみ講体制が完成しました。
そこからおおよそ70年後、現体制に代わる新たなねずみ講体制が構築されるはずなのです。
 
第二次大戦終結は1945年です。次の70年とはいつですか? そうです、現在なのです。
 
なるほど、と思いませんか?
 
いわゆる戦後体制というものがあります。頂点に君臨する米英ソのうち、経済的地盤を大きく損なった英国が、力を失います。自由主義陣営に競り負けたソ連が崩壊します。
 
その間、日本を始め、ねずみ講体制の下層に位置していた国々が、次第に力を伸ばしてきます。それらに負けて米国は体力を削がれ続けます。強大な軍事力とドル基軸通貨体制に支えられてここまで生き延びましたが、国際競争に耐えられる産業と言えば、既に金融と農業くらいしか残っていません。
 
そして昨年、金融でも歴史的状況が発生しました。世界中に激震が走っています。
 
資本主義70年周期説を世界情勢にあてはめてみると、確かにいまこそ時代が大きく変わる時、と察しがつきます。
戦後のような大変革が、世界規模で発生すると想像できるのです。