安倍政権及び政府の腐り切った実態が見えてきた 2019新型コロナウイルス ー その8

2019新型コロナウイルス

先日書きましたが、国立感染症研究所は新型肺炎患者である可能性を判断する基準として、最終判断を現場医師に委ねるとはした上で、
「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」
と記述しています。
 
目安となる基準を示しつつ現場判断、と。
しかし現実には保健所で全部、現場判断を排除しているようですね。現場医師が再三依頼しても、保健所に拒否されてどうにもならなかった、というケースが複数報道されています。

考えてみればこの構図、行政において再三見かけます。
建前上、ケースバイケース現場判断としておきながら、現実にはガッチリ強固な判断基準が示されていて、それに合わないケースは全て拒否。――
今回も正にその典型です。またかよ、と呆れます。
 
結果、新型コロナウィルス感染が疑わしいケースも、検査自体が為されないため表に出てこない。公表データと実情が乖離。……
これってそれこそ本場中国以上にマズい状況ではないか、と感じます。
今後10日ばかし先あたりから、年配の有名人の訃報が増え始めたりしたら、いよいよマズいでしょうね。なおその際、死因は様々で、必ずしも肺炎とは限りませんので念のため。
 
それにしても驚くべきは、この国の腐り具合ですよ。――
 
10日以上前から指摘していますが、とにかくあらゆる対応が遅い。遅過ぎる!!
その裏には、情報収集と分析能力の欠如が透けて見えます。何しろ我が国の主だった情報機関といえば内閣調査室くらいのものですが、これがいまだに新聞の切り抜きのファイリングレベルだという話ですので、全くもって役に立っていないのでしょうね。
 
全ての問題は、そこに端を発すると想像します。何事も情報収集&分析こそが肝要で、そこがダメならば何もかもが後手後手に回るんです。
 
そしてその結果、あちらの方々の入国制限や邦人帰還の対応が遅れる。
その影響で突如として入国制限実施。それが豪華クルージング船問題(ダイヤモンド・プリンセス等)に繋がります。しかしその対応も初動で誤った。直ちにクルージング船乗員乗客全員の検査を実施するべきでした。
 
……なのですがそれも先延ばしにしたため、現在の状況があります。
即ち感染者の急増です。しかもクルーの感染が目立つようになり、船内の維持運営に黄信号が灯っています。
余談ですが、これは後々政府が訴えられるでしょうね。
 
加えて検疫官の感染ですよ。
検疫官というのは、他国でしたら防護服装着がデフォだそうです。しかし我が国はそれをやっていない。
さてこの状況に絡み、自民の二階幹事長が小池都知事をそそのかし、中国様に防護服の備蓄10万着を上納した件を、はたしてどう評価すべきでしょうか。
少なくとも現時点で、それが如何に愚策だったかという点だけは明白ですよね。
 
まあ、とにかく諸々目を覆わんばかりの酷い話ばかりです。
 
かつその裏には、為政者達の利益追求と、保身による情報隠蔽の形跡がゴロゴロ転がっています。
 
1,000万ドルをWHOに上納して、クルーズ船の感染者数を自国のカウントから除外してもらったり。……
またそれを国内マスコミにも要請したり。……
陰圧病棟は国内に1,800床しか無いのに、日本の医療体制は万全だと嘯いてみたり。……
 
彼らの一番の目的が、自分達の利益追求と保身なんです。きちんと予定通りオリンピックを開催する事が、そのための至上命題となっているのです。
それに合致しない話は全て無視。排除。後回し。本来の最重要命題たる国益さえも、二の次三の次。
腐敗臭、ぷんぷんなんですよ。――
臭い臭い。たまらん。
 
そうそう。本場中国滞在者の帰国チャーター便には、複数の中国人が混じっています。
そこに邦人家族などではなく、得体の知れない連中が混じっていると判明すれば、これはいよいよ問題ですね。
つまり既に台湾等複数国で、中国共産党幹部がコネを使用し、チャーター便に紛れ込んで国外脱出を図ったというケースが判明しています。
 
日本でも同じケースが発覚すれば、いよいよ腐敗臭に耐えられない状況となるでしょう。
マスコミはこの件を徹底調査すべきです。この国を少しでも良くしたいという意思を示したければ、その程度の労は、惜しむべきはありませんよ。

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