日立が英国原発事業会社を買収!?

2017/06/08ビジネス・起業

この20年ほどの景気低迷で売上が伸びないため、安易に経費節減と従業員減らしを進め、営業利益を確保するという手法。
そして人手や技術が足りなくなれば、下請け企業から借りてきてしのぐわけですが、これこそがまさに、雇われ腰掛社長のその場しのぎ経営戦略の典型です。
 
本来ならば人と技術こそが資産と捉え、長期戦略を策定し組織の再構築、すなわち本当の意味でのリストラクチャリングを行うべきなのです。
そのためには短期の利益には目をつぶり、信念と責任をもって会社を牽引する。
 
そうでなければ、企業はどんどん体力を失い、いずれ力尽きます。現実に多くの大手企業がそうなっている、と幸田の目には映っています。
 
どちらの状況も、あり得ないようで大いにあり得ます。今回の日立の件も、そのどちらかではないかと想像しています。
 
いずれにせよ、「幸と富の減少する社会」の構図が垣間見えます。
なんとかしたい、何か出来ることはないのか、という思いが募ります。

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Posted by 幸田 蒼之助