日本の気象庁は「過去、現在、近い将来」に福島原発の放射線物質がどのように流れるかについて、まったく発表をしていない。
日本には気象庁はなかったのか!
と強く要求していました。
ところが今頃になって、つまり武田氏の指摘から17日も経過した本日、
「気象庁が放射性物質拡散予測を連日作成しているが、政府が公表を抑えていた」
と読売新聞がすっぱ抜きました。枝野官房長官もこれを事実と認めています。
呆れた話です。
日本の気象庁は「過去、現在、近い将来」に福島原発の放射線物質がどのように流れるかについて、まったく発表をしていない。
日本には気象庁はなかったのか!
と強く要求していました。
ところが今頃になって、つまり武田氏の指摘から17日も経過した本日、
「気象庁が放射性物質拡散予測を連日作成しているが、政府が公表を抑えていた」
と読売新聞がすっぱ抜きました。枝野官房長官もこれを事実と認めています。
呆れた話です。
武田邦彦氏が数年前に「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を出版した際、その衝撃的な内容にみな驚かされました。
当時の武田氏は、いわゆる四面楚歌の状況でした。
名立たる学者先生方が、こぞって氏を批判するんですよ。
ところがこの時、注意深く情報を拾っていくと、不思議なケースがたくさん見られたのです。
最近の報道を聞いていて、どうしても納得できないことがあります。
それは、今回の地震を「千年に1度の規模」と言っていることです。
どこが千年に1度ですか、と。
そりゃまあ、M9.0オーバーというのは、厳密に言えば千年に1度かもしれません。
が、日本の、特に太平洋側では、過去数え切れない位のM8.0オーバーに襲われているんです。
そういえば少し前に、こんな事件がありましたね。
[イルカ50頭打ち上げられる 茨城の海岸 - MSN産経ニュース]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110305/dst11030513230002-n1.htm
2011.3.5 13:17
茨城県鹿嶋市の下津海岸で4日夜、約50頭のイルカが打ち上げられているのが見つかった。
(中略)
大変な状況に陥っているようですね。
被災者の方々に、心からお見舞い申し上げます。
諸々、気になることばかりですが、毎度呆れるのが新聞記事のレベルの低さ。
単に報道発表を垂れ流ししているだけなんですよね。
そりゃ通信社の仕事でしょ、と。
新聞記事なんだから、ちょろっと調べて簡単な解説を付与するくらい、できないのか、と。