2013/01/23ビジネス・起業, 政治・経済

ここ数年、幾つかの大手企業に潜り込み、業務の実態を見てきました。
大手企業ほど、長期にわたる固定費、すなわち人件費の削減に腐心しています。
その結果不足するマンパワーの穴埋めを、派遣もしくは下請け中小企業に依存する構図が出来上がっています。

 
大手企業社員は、いわば特権階級化しています。管理と称し、上部とのコミュニケーションや下部への作業指示、データ取りなど上っ面の作業に終始します。
煩雑な実務や汚れ役は全て、派遣や下請け企業社員が担っています。
結果、実務面の細かいノウハウは、大手企業本体から失われているんですよね。