中編より続きます。
日本はナンチャッテ民主主義国家です。なぜならこれまで再三述べてきたように、まず憲法が欠陥だらけだから。いやインチキ憲法だから、と言うべきでしょうか。
なぜか国民の義務のみが明記されている
本当に民主主義国家であれば、国民主権、つまり基本的人権を有する国民が一番エラいのです。その国民の基本的人権を保護するため保障するために、政府をはじめとする公的機関が存在します。
そしてそれらを維持するために、徴税権が認められるはずなのです。
しかしながら、これも中編において述べた通り、日本政府が日本国民に対しどのような義務を負うのか、憲法にほとんど記述がありません。ほぼゼロと言えます。