2017/05/26音楽における大艦巨砲主義♪, 雑談

曲は、ブルックナーの5番。フィナーレ。
音はフルオケで響いているのに、私のタクトの前にいるのはトロンボーンを吹いているひとりの少年だけ。5歳位でしょうか。
 
codaの数十小節を、少年が今にも泣きそうな表情を浮かべつつ、必死になって演奏しています。
功成り名を遂げた名指揮者、幸田が(笑)、少年と1音1音丁寧に呼吸を合わせつつ、しかし表現に一切妥協を許さずリードし続けます。