2019/01/18歴史ってすっげ~面白い

 
前編より続きます。
 
 

「仏教公伝」という大ウソ

私達は学校で「仏教公伝」という歴史語句を習いました。
幸田はここで断言します。この「仏教公伝」という概念自体が、実は大いなるインチキなのです(笑)
 
では「仏教公伝」とは、何でしょうか。
実は当時、百済の聖明王が半島において軍事的苦境にあり、何とか日本に助けてもらおうと貢物を贈ってきたに過ぎないのです。
 
その貢物が仏像1体、幡、経典だったため、これを今日、日本のアカデミズムが勝手に「仏教公伝」と嘯いているだけです(!!)
ちなみに従来は、単に「仏教伝来」と呼称していました。本来そちらが正しいわけです。

2019/01/18歴史ってすっげ~面白い

 
年末に1冊、本をリリースしました。
その際高校歴史教科書を参照しました。昔から大学受験生御用達との呼び声高い、山○出版社の「詳説・日本史B」です。
目を通すと、いろいろ面妖な(笑)記述に溢れているんですよね。
 
これがまた、なかなか小賢しいのです。
歴史的事実としては、完全に誤りとは言えず、グレーなのです。しかし歴史観、イメージとしては、完全にインチキ。
薩摩隼人幸田としては、その卑怯なテクに大いに腹が立ちます。