全くもってデタラメな日本の安全保障 - 後編


 
中編では、国家安全保障の根本とも言える部分の脆弱性について述べました。
 
脆弱性についてもう少し追加すると、日本はテロ対策が甘アマです。
例えば原発などに、テロリストが本気で攻撃をかけてきたら、日本政府はどうするつもりなのでしょうか。
 
それから、日本は戦後一貫して「スパイ天国」だと言われています。
情報戦は極めて重要です。国家対国家で表立って戦争するというのは大変なことですから、余程のことがない限り起きません。しかしその代わり、裏側で熾烈な戦いがあります。

日本はハナっから、その戦いを放棄しているように見えます。
いや日本側から戦いをしかける必要はないかもしれませんが、それでも防御だけはしっかり為すべきではないでしょうか。
これもまた、国家の安全保障における重要問題だと幸田は思います。
 
例えば最近話題になっていることですが、NSA(米国家安全保障局)が世界中で盗聴など、通信傍受による情報収集活動を行っているそうです。
これなど昔から言われていることで、幸田も何年か前に鹿児島県阿久根市のエシュロンを見物しました。今さらなにを騒いでいるのか、と呆れます。
情報戦に無防備では、国家の安全保障など成り立つ筈がありません。
 
安保を語るなら、何よりもまず「戦後史の正体」(孫崎享著)をお読み頂きたいと思います。これは日本人の必読書だと幸田は思います。
 
戦後、一体何人の有力者が某国の謀略によって葬られてきたことか。
一人や二人ではありません。首相だけでも片山哲、芦田均、鳩山一郎、石橋湛山、岸信介、佐藤栄作、そして田中角栄、福田赳夫に鈴木善幸、竹下登、細川のお殿様に橋龍、福田赳夫、鳩山由紀夫などなど。・・・・
 
検察やマスコミを裏から総動員して有力者を追い落とします。謀殺らしきケースも多々見受けられます。そういった戦後日本の闇の部分が、「戦後史の正体」において淡々と語られています。
日本の安全保障など、某国にとっては存在しないも同然でしょうね。本来はそういう点を、真っ先に議論すべきはずです。
 
最後になりますが、IT関連への懸念を述べておきます。
とにかく日本人は上から下まで、ITに関して無防備過ぎると思います。
 
Facebookは米国NSAの情報戦ツールです。LINEもK国政府に情報をごっそり抜かれています。これは周知の事実です。
政治家も官僚も、それらITツールに無防備過ぎます。
官僚がGmailを使用しているようですが、これまた無防備過ぎます。
 
OSも全て危ないですね。
安全保障を本気で考えるなら、自衛隊装備もそうですが一般のIT機器やソフトウェアも国産の少しでも安全なものに置き換えるべきでしょう。いざという時に全く使い物にならなくなります。
 
以上、駆け足になりましたが安保に関する懸念事項を列挙してみました。
実は安保法制以前の話として、本気で語られるべき問題がこのように山積しているのです。日本は国家の安全保障に関し、ほとんど丸裸だと幸田は感じます。平和ボケとはまさにこのことでしょう。