いつか来た道!? 「現在の日本は戦前戦中とそっくり」 - 前編

2016/08/20

【zakzak】 2017/07/01
“尖閣すでに戦争状態 中国機「攻撃動作」6月に複数回 空自機を正面から威嚇”

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160701/plt1607011140002-n1.htm

 
今日の日本を取り巻く国際情勢を見ると、正に日露戦争後~大東亜戦争の頃とそっくりではないか、と痛感させられます。
いつか来た道、というヤツです。

当時も他国からさんざん挑発され、耐えに耐えていたのです。
正面切っての挑発だけではありません。裏側でもゴソゴソと汚い挑発をさんざん受け、耐えていました。
「日本人はよくガマンできるもんだなあ」
世界中が驚嘆していた程です。
 
政治家が動かない。いや、能力不足で動けない。軍の前線は(他国からの)あらゆる挑発に耐え続ける。我慢に我慢を重ね、ついに限界を超えてバクハツする。
バクハツせざるを得ないところまで状況が悪化する。そして開戦に至ってしまう。・・・・
それが日支事変(日中戦争ではない)であり大東亜戦争(太平洋戦争ではない)なのです。
 
今日も全く似たような状況にあります。過去と同じ轍を踏んではいけません。
 
 
 

まともな歴史を学ばないのは大変危険である

ところが日本の教育システムは、まともな歴史を教えません。
日教組は教科書採択基準において、
「米・ソ両国について先入観を植えつけるような取り扱い」
を「不可」としています。また、
「大陸に対する侵略について軍国主義時代の考え方が反省されているか」
と、戦前戦中の日本を「悪」と定義しています。
 
ハナっからこんな方針を掲げてインチキ歴史観を刷り込むのです。客観的、公平な視点でもって歴史を教えているとは言えません。なので今日、同じ轍を踏むことになるのです。
非常に危険だ、と幸田は感じます。
 
 
 

近現代日本史は「帝国主義との戦い」だった

近現代日本の新たな歴史は、ペリー黒船来航から始まりました。
日本が開国し、欧米列強と友好条約や通商条約を結んだのは、米国の恫喝外交に端を発します。強調しますが「恫喝」です。
 
当時の欧米列強は産業革命によって商品生産力を向上させ、それらの「売り先」つまり「新たな市場」を欲していました。
そのためアフリカやアジア諸国を次々に経済侵略し、更には植民地にしていったわけです。経済の論理で他国を蹂躙していました。そして日本も、そのターゲットとなったのです。
 
一足遅れて帝国主義に名乗りを上げたアメリカは、日本に対し恫喝をもって臨みます。
そこで当時の日本人は、強い危機感を抱くわけです。
このままでは日本も、欧米列強の帝国主義の餌食となってしまう
と。
で、横井小楠や橋本左内などといった優秀な連中が、
「日本、清国、朝鮮の三者で力を合わせ、列強の侵略から東アジアを防衛すべし」
と唱え、当時のリーダー達がことごとく賛同しました。
 
 
 

隣国の賛同も得られず、日本は四面楚歌に陥った

これこそが明治維新の原動力であり、また明治新政府の殖産興業、富国強兵の原動力でした。
原点はあくまで、
侵略者は欧米列強
であり、日本は防衛側なのです。
「産業を興して国力を蓄え、列強に対抗できるだけの軍事力を整える。その上で、帝国主義から日本を防衛する」
という国家戦略を持つに至ったわけです。
 
徳川幕府も明治政府も、欧米列強に対しあくまで平和的友好的に外交交渉を行いました。
しかし欧米列強は本質的に、「利害の対立する敵」だった、と言えるのです。明治政府のリーダー達は、国益を守るべく必死で外交を行っていたのです。
 
まず、そこを抑えなければまともな歴史観は築けません。
しかし今日の教育システムは、前出の教科書採択基準を掲げ「インチキ歴史観」を刷り込みます。「誰が侵略者で、誰が防衛側」だったのかをきちんと教えないのです。
 
日本の不幸は、頼みとした清国や朝鮮がまだまだ未熟で、東アジア防衛構想の賛同を得られなかったことです。日本単独の防衛戦略を描かざるを得なくなりました。
それが征韓論、日清戦争、日韓併合へと繋がります。本質はあくまで防衛であり、侵略の意図などさらさらありませんでした。
 
 
 

日露戦争がターニングポイント

日本は英国、米国の力を借り、なんとか日露戦争に勝利しました。敗れたロシアはロマノフ王朝が倒れ、ソビエトが誕生します。
 
ソビエト誕生には日本も一役買っています。ところがソビエトは、小国日本に敗れたことに対しプライドを傷つけられており、
いつか日本を倒す
という恨みを抱き続けることになります。
 
そのため国際コミンテルンを設置し、日本打倒戦略を展開します。
清国王朝をだまし討ちで倒した国民党、共産党勢力に加担し、日本を痛めつけます。また日本国内にもコミンテルンのシンパを育て、内側から日本破壊を企みます。
 
・・・・と、ここまでは比較的よく知られた歴史だと思います。
問題は、それ以外の国々の動向なのです。
 
 
中編へ続きます。