早朝の福島沖でM7.4の地震発生!!

原発・放射能問題

早朝、福島沖でM7.4の地震だそうです。
速報を見る限りでは、5:56と5:59の2発、同規模の地震が発生してるのでしょうか。それとも5:59の1発だけでしょうか。
いずれにせよ、被害が大きくならないことを願っています。
 
それにしても、改めて感じることがあります。
 
こうして、2011年3月の東日本大震災の余震が発生することは、大方想定されていました。
にもかかわらず現在、日本政府や財界はあくまで原発政策を継続しようとしているわけです。
バカですか!?(^^;

丁度2,3日前、どこぞの掲示板サイトで原発に関する多くの方々の意見を読みました。
原発肯定意見が多いのに驚いたのですが、よくよく読むと皆さん勉強不足なんですよね。
 
原発の是非について、判断材料をざっと箇条書きすると、
 

  • コスト的には全く安くない。国策なので電力会社に対し助成があり、発電コストが安く見えているだけ。
  • 廃炉コストや、事故に対するコストがまともに計算されていない。経産省官僚が「これから国民が負担すべき」などとフザケたことを言っている状況。
  • 燃料のウランは、実は原油以上の希少資源である。
  • 冷却水を海に放出するため、日本近海の海水温が6度も上昇する。環境に与える影響が大きい。
  • 原発を全停止すると日本は電力不足に陥る、というのもウソ。原発を1基建設すると、同レベルの発電量の火力発電所を建設している(原発メンテナンス時のバックアップ) だから先日まで原発を全停止した際も、火力発電所を稼働させ電力不足は生じなかった。
  • 廃炉に関する技術が充分に確立していない。核燃料リサイクルに関する技術開発も、事実上の破綻状態。使用済み燃料の処分方法についても同様。
  • 安全だ、という話もウソだと判明している。
  • 国家安全保障上のリスクも極めて大きい。例えばテロの標的にされたらひとたまりもない。外交上の潜在的ウィークポイントでもある。

 
といったところでしょうか。
 
どう考えたって、継続するメリットがないのです。
ましてや日本は災害列島であり、原発を稼働させて良い場所ではないのです。また国土面積も狭いため、ひとたび事故が発生すればどこにも逃げ場がないのです。
 
折から、福島第二原発でトラブル発生との情報が入りました。
幸い早々に復旧したそうですが、ヒヤリとさせられます。今後何度、同じ思いをさせられるのでしょうか。
宮城沖や茨城沖でも、同様の余震が発生するかもしれません。常に大丈夫だと言えるのでしょうか。
 
これを機に、再度見直し機運が高まることを願っています。

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