大手企業の弱点が見える

2013/01/23

昨日の話の続きです。
日本直販(総通)がギブアップした件に触れるのを忘れていました(^^;
 
日本直販といえば、通常のCM枠を超えて面白い商品を紹介し、通信販売方式で商品を売るビジネスモデルを実践する、代表的な会社でした。
その日本直販がお手上げということは、ひとつの時代が終わったことを象徴していると言えます。

日本直販をはじめ、昨日名前を挙げたような大手企業ほど、大金を投じてCMをバンバン流し、会社名や商品名の露出度を上げて商品を売っています。この「テレビCMによるマーケティング」に極めて大きく依存しているわけです。
 
しかしテレビというメディアは、既にほぼ高齢者のものとなりました。若い世代のみならず、中年世代もどんどん離れていっています。
ですから企業が大枚はたいてCMを打っても、財布の紐の緩い若い世代の購買意欲を喚起するのが、難しくなっています。
視聴率の高い高齢世代は、もともとCMの効果自体が薄く、購買を伸ばすにいたりません。
 
そういった中長期の変化を予測し、別のマーケティング手法にシフトすべきでした。しかしできなかった。
いや、そもそもテレビメディア崩壊のトレンド自体が読めていなかった。
完全に経営戦略の問題だと言えます。敗者は去るのみ、です。
 
幸田が常々、
「大手企業にも弱点はある。そこを突けば我々スモールビジネスでも勝てる戦略を描ける」
と書いているのは、こういうことなのです。
 
巨大なゾウが、あちこちで地響きを立てて倒れます。
私達リスのような小動物、つまりスモールビジネスオーナーが、その足元を巧みにかいくぐり生き延びる。そういうイメージを描きつつ、新しい時代のビジネス環境を我が物としたいものです。