行政システムの大改革を

2013/01/23

税収が激減しつつあるようです。
国や自治体は青息吐息です。
今こそ行政システムの大改革を行うべきだと思うんですよね。
 
緊急に、何らかの制度を利用したいとします。
例えば、個人の経済的な支援制度と仮定しましょうか。
 
どこにどんな制度があって、それぞれどんな特色があり、自分が利用申請するのに相応しいのはどれか即座に判断でき、どこの窓口に行って手続きすればよいか、判りますか?
まず無理だと思います。
国や県、市町村で各々、似たような支援制度や助成金制度を持っているんですよね。
しかもその取り扱い窓口が、実施機関そのものではなく、ナントカ協会だとかナントカ協議会だとか、一般人にはよくわからない団体だったり。
 
ネットで検索しても、情報がいろいろ引っかかってくる上に、それぞれの違いや特色がさっぱりわからない。
どこに相談すれば、適切なアドバイスを貰えるのかも不明です。結局、調べた限りの全窓口を自らの足で駆け回り、話を聞いた上で、漸くどう行動すべきか判断がつく、といった有様です。
 
今回私は、20ヶ所以上の窓口を回り、場所によっては2度3度と足を運んで資格や条件等を確認し直し、やっと対応方針が定まりました。
改めて書類などを作成し申請を行うわけですが、その間2ヶ月近くを費やしました。
それから関係機関で審査があり、決済までに1ヶ月以上を要するとのことですから、時間的経済的損失たるや相当なものです。利用者にしてみれば、とんでもない話です。
 
制度設計がマズいのでしょうね。
国が何らかの政策の旗を振る。各行政機関が一斉に同じ旗を振ると、それぞれに予算が付く。で、ほぼ同じような制度や機能が乱立するのだろう、と想像します。
 
利用者目線での制度設計ではないし、ましてや効率的でもない。行政システム全体を俯瞰すれば、単なる肥大化でしかないと思います。当然、予算効率も著しく悪いでしょうね。