ジッグラットとやらのイカサマを暴く

歴史ってすっげ~面白い


 
ご幼少の折ガキの頃の幸田は、やはり天才だったらしい(笑)
家庭環境、教育環境が悪過ぎて(両親小学校の教師なのだが….酷かった)、才能を潰されたクチ。
 
どういうことかと言うと、当時「ん!?」と疑問に感じたこと、違和感を覚えたモノが、案の定インチキだった……とおっさんになった今、あらためて気付くのである。その手のケースが多々ある。
 
例えば拙著にも書いたが、「全国」という言葉に違和感を覚えたこと。
要するに「全国」という言葉は、表現は、昔の日本が連邦国家だった事の名残なのだ。

今日の日本は単一国なので、「国内全て」という意味での単語「全国」は、用法として矛盾が生じるのである。
勿論、戦後の学校教育では、かつての日本が連邦国家であった事も、だからこそ天皇の英訳が「emperor」である事も一切教えない。
 
幸田少年はそこに……つまり「全国」の用法の矛盾に、小学校2年生にして違和感を覚えた。天才じゃん(笑)
 
当時すぐさま、元小学校教師のお袋に尋ねたが、適切な回答を得られなかった。
ちなみにそれが、温泉の女子風呂の更衣室での話だ……というのはナイショである(笑)
 
今回もひとつ、似たようなケースに気付いたのでシェアしたい。
 
 

我々は壮大なインチキ歴史に騙されている

ジッグラット。――
聖書神話「バベルの塔」とは、これの事らしい……と、ガキの頃に教わった。
 

 
この写真を見て、皆さんは胡散臭いと感じないだろうか。40年程前の幸田少年は「ん!?」と感じた。
案の定、これもどうやらインチキらしい。
つまりこいつは完全に、現代建築技術のたまものなのだ(笑)
 
よくよく考えれば、そうだよね。
だって紀元前ン十世紀の中東における建築物って、日干しレンガで造られてる……と書かれてるじゃん。
日干しレンガの耐久性なんて、たかが知れてるでしょ。それが数千年も耐えて、なおかつこれだけキレイに残存するかっつの!!(笑)
 
大部分が残っていて、それを一部修復した……という感じでもない。ほぼ全て、作り直したっぽいじゃん。
 
……というわけで、どうやらそれが真相のようである。
 
 

ウルのジッグラット「エ・テメン・ニグル」

以下、Wikipedia(en)の情報。日本語ページは情報量も少ないしインチキ臭いので(^^;
 

【Wikipedia】
“Ziggurat of Ur”

https://en.wikipedia.org/wiki/Ziggurat_of_Ur

 
なお、Ziggurat(「ジッグラット」と表記されるが、発音はどう聴いても「ズィグラァト」)とは「レンガ造りの聖塔」のこと。
しかし当該ページでは主に、それらジッグラットの中でも「エ・テメン・ニグル」という前掲の写真の塔(!?)について解説している。
 
記述によると、発見(正しくは再発見)は1850年。大英博物館と米国ペンシルベニア大学博物館のチームが、1922年から1934年にかけて発掘した、とある。
 
前段、右側の写真のコメントを見て欲しい。
「Partially reconstructed(部分的に再構築された~)」
とある。また、
「It is one of three well-preserved structures of the Neo-Sumerian city of Ur(よく知られている3つのジッグラットのうち、最も保存状態が良い)」
とある。
 
なお、ここには書かれていないが、元々砂に埋れていたらしい。
 
え!?
どゆこと?
 
 

砂に埋もれていたにしては……

色々胡散臭さを感じないか!?
 
塔と呼称する程だから、高さが結構ある。それを1850年に「再発見」したというのだから、おそらくほぼ完全に砂に埋れていたのだろう。
しかし写真を見てお判りのように、周囲はほぼ平らな砂漠である。なのに、この建造物が砂に埋もれていた!?
はあ!?
 
掘り起こしたのであれば、建造物は周囲の地面より随分と低い高さになければおかしい。
だが見ての通り、建造物は周囲の地面と同じ高さ……いや、むしろ若干高いところに建っているではないか。
 
わずか12年で、これだけ大きな建造物を掘り起こした上に、なおかつ周囲見渡す限りの砂を除去したというのか!?
いや、おかしいだろ(笑)
 

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