【NEVADAブログ】“買えない新本と新聞”

他所様の記事を勝手に紹介

日本人は活字を読まなくなった、という意見として捉えたとしても、客観性を欠いていると感じます。
昔だって、一部の知識層のみが活字を読んだのです。それ以外の層は読んでいません。現在も知識層はちゃんと活字を読んでいるし、そこから下が読んでいないだけ。
 
大学生だって、ちゃんと活字を読んでいます。大学に相応しくない人間がたくさん、大学に通うような時代であり、それらの層が読まないだけの話でしょう。
結局、昔と大差ありません。むしろ活字を読む機会自体は、相対的に増えており、なんら悲観することはない、と。
 
というわけで、この手の主張は残念ながら、少々的を外していると感じます。
 
ただし1つ付け加えると、
「昔の大学生はもっと、古典や歴史の素養を身につけていた」
ということが言えます。時代の変化、要請のみならず教育カリキュラムの改悪によって、それらがごっそり欠落しています。
 
だから日本人としてのアイデンティティを失い、矜持を失い、迷走しているのです。
世界に対し自信を持って堂々と振る舞い、信頼と実績を築くことができなくなっているのです。
 
この、大学生のレベルという点に関しては、前出のブログ記事の主旨と多少通じるところがあるかもしれません。
 
ちなみに余談ですが。・・・・
幸田の部屋は本で溢れかえっています。前回の引越し時、ごっそり処分したのですが、再び増殖しています(笑)
 
置き場所に困るしホコリまみれになるし、引越しが多いので厄介だし、できる事なら全て電子化したいものです。
ただ、大抵新品ではなく中古本を買っちゃうんですよね。凄く安上がりなので。
そして引越し時に発狂(^^; アホですな。・・・・

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