実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO
内容は一般的な、UFO目撃例紹介本です。
1点だけそれらと毛色が異なるのは、著者が元自衛隊のお偉いさんだということ。
- 一般人は地上から目撃するため、単なる航空機や自然現象をUFOと見間違う確率が高い。
- それに対し(航空)自衛隊員は、航空機内から比較的至近距離で目撃している。相対的に誤認率が低い。
- レーダーなどの各種機器に囲まれているため、色々と検証し易い。
といったメリットがあるため、目撃例としての質が高いと言えるでしょう。それこそがこの本の価値だと思います。
筆者は再三、「UFOはalien craft」という先入観を持ってはいけない、といった主旨の発言をしています。しかしながら筆者自身が、そういう主観で見ていることがよくわかります(笑)
おいおい、と思ってしまうわけですが、ラストでその矛盾の理由が判明します。
筆者のお知り合いに、いわゆる「宇宙人コンタクティ」がいらっしゃるらしいのです。
神主さんで、地元では超能力者として有名なのだそうです。
そのお知り合いより、
「宇宙人から予言を受けた」
と、自衛隊機の連続墜落事故発生を事前に告げられたのだとか。
「アナタは司令なんだから、なんとか事故を回避できるよう頑張ってくれ」
と。
で、ほとんど何の手も打てないまま、実際に事故発生。
事故日、墜落機の機種、死者数までピタリと当たり衝撃を受けた、というのですから、そりゃもう、
「UFOはalien craftだ」
と確信を持って当然でしょう。
他にもオウムによる地下鉄サリン事件や、スマトラ大津波なども事前に聞いていた、といいます。
うひゃ~っ。
自衛隊員によるUFO目撃談より、そっちの方が面白そうじゃん(^^;
というわけで、なかなか興味深い本でした。
ディスカッション
コメント一覧
僕も、興味深く読みました。
ご紹介、ありがとうございます。
古川さん、
幸田はUFOネタ、大好きです(笑)
ちなみに同じ著者で、ほぼ同じタイトルの本があります。
図書館にあったので、そちらも借りて読んでみたのですが、内容は8割方ダブっていました(^^;
本当に、「未確認飛行物体」が日本領空に来ているのなら、
証言を軽視するのは利口ではない、と思います。
もし、パイロット達の幻覚や見間違いだった、としても、
そうだったら 誤認を防ぐ手立てを考えないと。
などと思いました。
古川さん、
同感です。
面白い動画も見つけましたし、近々このネタをブログでも扱いたいと企んで(笑)います。